2008年03月29日
ダージリン急行

父の死以来、疎遠状態だったホイットマン家の3兄弟。
長男フランシスの呼びかけで1年ぶりに再会した3人は、失われた絆を取り戻すためにインドを横断する急行列車の旅に出発。トラブル続出の旅行ながらも、ある出来事をきっかけに急展開。
3人はそれぞれの心に抱えている問題を見つめ直していきます。
監督のウェス・アンダーソン。「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」「ライフ・アクアティック」に続いてこの作品もやっぱり、少し風変わりな家族の再生物語。
こんなお話はもういいんだけど…と思いながらも映画の中に引き込まれ、またも彼らと一緒に泣き笑いをしてしまいました。
主人公のボンボン3兄弟、最初どうしようもないヘタレ!
アホ丸出しの兄弟ゲンカが笑えます。イイ歳して、本当にそれでいいんかい!と突っ込みどころ満載なのですが、どこか憎めない存在。
彼ら同様に、私自身が大人になりきれないヘタレだからなのか、妙に共感するところもアリで。
ラストでそれまで抱え込んでいたトラウマなどの心の重荷を、ルイ・ヴィトンの鞄(この映画の為に製作されたものでメチャ可愛い!)と一緒に駅に置き去りにして、再び列車に乗り込む3人に心からエールを送りたくなったのでした。
映画を彩る赤茶けた砂と列車の青のコントラスト、バックに流れる60年〜70年代のロックも印象深い作品です。
★「ダージリン急行」公式サイト
・ダージリン急行@映画生活







