2008年03月15日
サルバドールの朝

1970年代初頭、フランコ独裁政権末期のスペイン。警官殺しの罪で逮捕され、不当な審判の末に死刑を執行された青年サルバドールの半生を描いています。
自由を求めて政治活動に身を投じるサルバドール。銀行強盗にまで手に染め、不本意ながらも行員にけがを追わせたりもします。
このあたりの描き方が少しわかりづらく、本当に彼の行為は正義なのかという疑問を持ってしまいます。
警官殺しも全ての責任ではなくても、彼の罪でもあるのも事実。でもこの映画での場合、死刑は不当ですね。
この処刑シーンがあまりにも乱暴で、その野蛮極まるやり方に直視ができませんでした。もう背筋の凍るような恐ろしさ!
命と共に尊厳すらも奪うようなこの処刑は、国家権力に逆らおうとする国民への見せしめなのでしょう。
日本でも死刑制度に関して様々な意見があります。でもどんな考えであっても、どのような方法で死刑が執行されているのか知るべきでは…。
まもなく始まる裁判員制度を前に、そんな事を考えながら観ていました。
★「サルバドールの朝」公式サイト
・サルバドールの朝@映画生活







