2007年09月20日
不完全なふたり

マリーとニコラは結婚生活15年間になる夫婦。友達の結婚式のためにパリにやって来ました。
友人たちから“理想のカップル”として見られる二人でしたが、実は離婚寸前の状態。
二人は、パリ滞在中の間にも口論を繰り返します。
この口論のシーンが、痛々しい。
女性はとても感情的になり、自分の意志とは裏腹にひどい言葉を口にしてしまいます。対する男性はロクに答えない。
二人のこれまでの経緯は一切出てきませんが、多分色々あったのでしょうね…切ない。
監督は、日本人の諏訪敦彦という事もあるのでしょうか。フランス人のカップルの物語ですが、随時にどこか日本的なニュアンスが感じられます。
かくいう私も、結婚生活5年目の子無し妻なので、この奥さんの気持ちはちょっぴりわかる気もします。ケンカの仕方もどこか似ているし。
観ながら、自分たち夫婦の10年後をふと考えてみたりして。
けれども、劇中の台詞にもありますが、未来のことは誰にもわからないのですよね。
例えば夫婦のこれからも。
だからこそ、何気ない毎日を懸命に生きて、相手を思いやることを大事にしなければ…なんて、ラストシーンを観ながら思ったのでした。
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