2008年09月20日
パコと魔法の絵本

「パコと魔法の絵本」は後藤ひろひと作・G2演出の舞台が原作。「下妻物語」「嫌われ松子の一生」の中島哲也が監督しています。
舞台は、ちょっと変わった患者さんやお医者さんらが集まった、とある病院。病院中の嫌われ者の頑固親父・大貫と、1日しか記憶を保てない少女・パコの物語。
パコの心に何かを残してあげたい。その一心で、大貫はパコの愛読する絵本をお芝居にして、みんなで演じます。
一見子供向きのようで、実は大人のための物語。
ハチャメチャな登場人物ばかりですが、彼らがそれぞれ抱えている問題や孤独は、現実の世界で生きている自分にも思い当たる所があります。
みんながパコのためにしていることは、実は自分のためにやっていること。そして、人間はひとりでは生きてはいけない。
シンプルなストーリーの中にも、人生の深いテーマが隠れています。
日々に追われて忘れてしまいそうな事に気づかせてくれる、なかなか素敵な映画でした。
パコを演じるアヤカ・ウィルソンが、イイ!
あの笑顔を向けられたら、自分の殻に閉じこもっていた大貫の頑な心も開くでしょう。単に可愛いだけではない、人を惹き付けるパワーを感じます。
ベテラン俳優陣もノリノリ。CGバリバリ全開の映画ながらも、まるで舞台の公演のようなライブ感が伝わってくるのが楽しい!
私は阿部サダヲのファンなので、狂言まわしのような出演ぶりが嬉しかったです。

・パコと魔法の絵本@映画生活
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映画「パコと魔法の絵本」についてのレビューをトラックバックで募集しています。 *出演:役所広司、アヤカ・ウィルソン、妻夫木聡、土屋アンナ、阿部サダヲ、加瀬亮、小池栄子、劇団...
「パコと魔法の絵本」レビュー【映画レビュー トラックバックセンター】at 2008年09月21日 03:47







