2008年08月09日
闇の子供たち

「闇の子供たち」は「血と骨」等で知られる梁石日の原作。
タイの裏社会で日常的に行なわれている幼児売買春・人身売買という衝撃的な内容に、阪本順治が映画化。
臓器売買という非人道的な問題、また子どもたちを救おうとする新聞記者やNGO職員などの日本人たちが辿る、それぞれの運命を描いています。
思わず目を背けたくなる程の描写が多く、観ているのが苦痛にすら感じますが、逃げずに受け止めて考える事を観る側にも要求していると、私は思いました。
勿論この映画はフィクションですが、同じような出来事は現実に起きている。「これが現実で、我々が知らないだけだ。」といった台詞が、重く胸にのしかかります。
阪本順治は本当に真面目で誠実な方なのだと思います。
色んなテーマの作品を手がけていますが、決してその作品を作る意味・伝えるべき事から逃げずに立ち向い、切り込んでいく。
その強さが阪本作品の大きな魅力であり、私は彼の映画をできるだけ観続けたいと思うのです。

・闇の子供たち@映画生活
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「闇の子供たち」レビュー【映画レビュー トラックバックセンター】at 2008年08月10日 08:10







