2008年07月12日
ぼくの大切なともだち

「君には友人はひとりもいない」と知人たちから告げられ、大ショックを受けるフランソワ。
オークションの戦利品を代償に、10日後に親友を紹介すると賭けをした彼は、人なつこいタクシー運転手ブリュノに近付き、友人作りのコツを学ぼうとします。
「君の葬式に出る友人はひとりもいない」…!
本人に面と向かってこんな酷いことを言うなんて、フランス人って意地悪…。でも、心の中で思っていても口に出さない日本人の方がよっぽどひどいのかも知れない。これをきっかけに主人公のフランソワは、自分自身と向き合い、人を思い合える喜びを知るのだから。
KYなフランソワと、心に傷を持つブリュノの行動と会話に大笑いしながらも、ふと心に湧く疑問。
「でも、本当は私にも友だちっているんだろうか?」
今まで生きてきた中で出会った「友だち」の顔を思い浮かべる…友だちという関係って、かなりあやふやなものですね。
だからこそ、本当に大切な人は思いやりたいし、思っていてほしい。そんな事を考えさせられます。
映画の中で出てくる「星の王子さま」の文章が印象的。
引用したパトリス・ルコントはやはりセンスの良い人だなと感心しました。
★「ぼくの大切なともだち」公式サイト
・ぼくの大切なともだち@映画生活







