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若かりし頃、『ダーククリスタル』のヒロイン(写真)に似ているとよく言われました…。身長はホビット族並みです。
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2008年05月28日

山のあなた 徳市の恋

山のあなた 徳市の恋 チラシ

「鮫肌男と桃尻女」「PARTY 7」の監督・石井克人。
石井さんの映画を知らなくても木村拓哉の富士通FMVのCMシリーズといえば、ピンと来るのではないでしょうか。
ちょっとおとぼけ、不思議な雰囲気が印象的。
あのCMって話の続きがあるようで、いつも気になります。

そんな作品で知られる石井さんが清水宏の「按摩と女」を再映画化。
どうなるのだろう?と思っていたのですが、地味な作品ながらも情緒的で美しく、しみじみとさせる映画に仕上がっていました。

謎めいた美女に恋してしまった按摩師・徳市のおかしくも切ない恋物語。彼を取り巻く人々のエピソードも楽しくてどこか愛おしい。いつの時代にも何かしら共通する郷愁を感じ、とても良い気分になりました。

そういえば、「茶の味」はマンガチックな表現ながら、どこか懐かしくほのぼのした映画でした。
今の時代に小津安二郎がホームドラマを撮ったら、もしかしてこんな感じだろうかと思いましたが、実は清水宏の映画「簪」に似ているとの事。
石井さんは観ていなかったのに。今回のリメイクも彼にとっては自然なことなのかも知れませんね。

「山のあなた 徳市の恋」公式サイト

山のあなた 徳市の恋@映画生活

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Posted by アベッチ at 12:07Comments(0)TrackBack(1) ラブ・ストーリー

2008年05月21日

隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS

隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS

黒澤明監督の傑作時代劇を、松本潤、長澤まさみの主演でリメイク。
興行収入は今ひとつのようですね。実際私が観た時も、地元の映画館とはいえ、レディースデイなのにガラガラでした。

私も、本当はあまり観る気がなかったのです。
最近の東宝時代劇作品はさほど面白くなかったし、特に「どろろ」にはガッカリさせられたので…今回も似たような感じかなと、全く期待はしていませんでした。
しかし、期待をしていないのも良かったのか、楽しく面白く観ました。

主要キャストも映画の雰囲気に合っていたし…長澤まさみのお姫様は思った以上の好演でした。
テレビドラマでは観れないイメージが良かった。ただ本当のお姫様の正装は丸顔が強調されて、絵になる男装姿ほど決まっていなかったのが残念…。
黒澤版はずっと前にビデオで観ましたが、どちらかというと「スター・ウォーズ」に近い気が。
椎名桔平と阿部寛なんか、ダース・ベイダーとオビ=ワン・ケノービを彷彿とさせるし、細かい所で、エピソード4が脳裏に浮かびました。

外連味タップリの劇画チックな脚色は、劇団☆新感線の中島かずきならでは。
好き嫌い・評価が別れる作品ですが、新感線の舞台が好きな方には是非観てほしい映画です。

「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」公式サイト

「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」の映画詳細、映画館情報はこちら >>

隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS@映画生活
  

Posted by アベッチ at 10:31Comments(2)TrackBack(0)歴史・時代劇

2008年05月06日

実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)

実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)

1972年、日本中を騒然とさせた、あさま山荘の立てこもり事件。革命戦士を志した連合赤軍の若者たちが事件を引き起こすまでの過程。
楽しい映画ではないとはわかっていたので、結構悩んだ末の鑑賞。
あっという間に感じられた190分。でも観終わった時はさすがにグッタリしました。

「総括」と呼ばれる、自己反省。次第にエスカレートしていく私刑シーンの凄まじさ。
しょうもない理由で(化粧していた、山を用事で下りた際に風呂に入った云々)同志を死に至らしめるのには驚愕。しかし自分がその場にいたらどうなのか思うと、たまらなく怖くなります。

いつの時代に生きても、大なり小なりの似たような社会縮図は存在するのかなと、底の見えない井戸を覗いたような絶望感。

行き場を失った彼らの結末には、とてつもなく悲しくなりました。
決して彼らに同情できないし、したくもないのに。
ラストの山荘での立てこもりシーンで響きわたる、最年少の16歳だった少年の叫びはあまりにも虚しく辛い…。

観て良かったのか、観ない方が良かったのか正直判りません。
でもここまで気持ちがぶれる映画には滅多に出会うこともないので、やはり観て良かったのかも知れません。

「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)」公式サイト

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Posted by アベッチ at 11:20Comments(0)TrackBack(0)実話ベース

2008年05月05日

ゼア・ウィル・ビー・ブラッド

ゼア・ウィル・ビー・ブラッド

「マグノリア」「パンチ・ドランク・ラブ」などで知られるポール・トーマス・アンダーソン。
5年ぶりの監督作品は、鉱山労働者から石油王に上り詰めていく男の人生を壮大に描いています。

158分と長い上映時間ですが、ダニエル・デイ・ルイス演じるプレインヴューに目が釘付け!最後まで全く飽きる事無く観終えました。
まさに石油のようにドス黒く渦巻く、この男の野心と欲望に満ちた人生。
この男の生き方は決して素晴らしいものではありません。
けれどもここまで徹底的に、自分の欲に忠実な生き様を見せつけられると…逆に彼を羨ましくすら思えてくるのです。

レディオヘッドのギタリスト、ジョニー・グリーンウッドの音楽も、映画に緊張感をもたらし強烈な印象を残します。

「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」公式サイト

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ゼア・ウィル・ビー・ブラッド@映画生活
  

Posted by アベッチ at 01:16Comments(0)TrackBack(0)歴史・時代劇

2008年05月03日

ファクトリー・ガール

ファクトリー・ガール

1960年代のファッション・アイコンにして、アンディ・ウォーホルのミューズだった、イーディ・セジウィック。

名門の家に生まれ、美しい容姿。しかしその華やかさとは裏腹に、歪んだ家庭環境で育った彼女。
本当に彼女が欲しかったものは、ありのままの自分を受け止めてくれる人のいる「居場所」だったのでしょうか…。

彼女が光り輝き、愛された時代はあまりにも短く、その後は目をそむけたくなるような堕ちっぷり。
激動の時代を生き抜くには、イーディは幼く無邪気すぎたのかも知れません。

アトリエ「ファクトリー」でイーディをモチーフにして映画を撮影したウォーホール、彼女の恋の相手となったボブ・ディラン。
60年代の象徴となった人物や風俗、ファッションが再現されているのも見どころのひとつです。

「ファクトリー・ガール」公式サイト

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ファクトリー・ガール@映画生活  

Posted by アベッチ at 11:12Comments(0)TrackBack(0)実話ベース

2008年05月02日

パラノイドパーク

パラノイドパーク

16歳の少年アレックス。スケートボードに興じる若者たちが集まる公園「パラノイドパーク」に通うようになります。
そんなある夜、ふとした偶然から誤って警備員を死なせてしまいます。突然降り掛かった大きな出来事に悩み戸惑う彼は、現実と自分の間に出来た距離を埋めるかのように、手紙を書き綴っていきます。

いつもと変わらない日常生活。でも、アレックスは昨日までの自分ではなくなってしまった。
学校生活、放課後の公園。ガールフレンドとのおしゃべり、セックス。
クリストファー・ドイル撮影の美しい映像と共に、淡々と描かれる日常風景。
逆に彼の背負った罪の深さ、その重さにまだ気付けない少年の幼さをより強く印象づけて、なんとも複雑な気分にさせられます。

しかし、いつもながらガス・ヴァン・サントの映画に出てくる少年少女達は美しいですね。
子どもと大人の間を行き来する、ティーンエイジャーたちが見せる独特の表情やしぐさに、思わずドキッ。
ガス・ヴァン・サント自身は歳を重ねているのに、作品ごとに瑞々しさを増している気がします。これを才能と呼ぶのだろうか。すごいですね。

「パラノイドパーク」公式サイト

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パラノイドパーク@映画生活  

Posted by アベッチ at 15:53Comments(0)TrackBack(0) 人生・ひと
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