2008年05月06日
実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)

1972年、日本中を騒然とさせた、あさま山荘の立てこもり事件。革命戦士を志した連合赤軍の若者たちが事件を引き起こすまでの過程。
楽しい映画ではないとはわかっていたので、結構悩んだ末の鑑賞。
あっという間に感じられた190分。でも観終わった時はさすがにグッタリしました。
「総括」と呼ばれる、自己反省。次第にエスカレートしていく私刑シーンの凄まじさ。
しょうもない理由で(化粧していた、山を用事で下りた際に風呂に入った云々)同志を死に至らしめるのには驚愕。しかし自分がその場にいたらどうなのか思うと、たまらなく怖くなります。
いつの時代に生きても、大なり小なりの似たような社会縮図は存在するのかなと、底の見えない井戸を覗いたような絶望感。
行き場を失った彼らの結末には、とてつもなく悲しくなりました。
決して彼らに同情できないし、したくもないのに。
ラストの山荘での立てこもりシーンで響きわたる、最年少の16歳だった少年の叫びはあまりにも虚しく辛い…。
観て良かったのか、観ない方が良かったのか正直判りません。
でもここまで気持ちがぶれる映画には滅多に出会うこともないので、やはり観て良かったのかも知れません。
★「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)」公式サイト
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