2008年02月24日
潜水服は蝶の夢を見る

「潜水服は蝶の夢を見る」は、「夜になる前に」のジュリアン・シュナーベルが監督しています。
実在したフランス版ELLEの元編集長、ジャン=ドミニク・ホビーの自伝が原作。
ジャンは1996年に43歳で脳梗塞で倒れ、左目以外の自由を全て奪われます。しかし意識は元のままだった彼は、瞬きの合図でアルファベットを綴るという会話法で自伝を完成させました。
体の自由を全て失っても、無限にあった彼の想像力を表現する映像。とても美しいです。
同時に、ひとりの男の人生への強い欲望に感服。
身近で彼を見守った家族や知人達はかなり大変だったことでしょう。でも、まるで命の「根っこ」のような部分をさらけ出すジャンに関われたことは、とても幸福でもあるのかも知れません。
厳しい現実に直面しても茶目っ気とユーモアを忘れない、ジャンのモノローグも素晴らしい。
それは観ている人の心をも軽くさせ、ささやかな勇気を与えてくれることでしょう。
★「潜水服は蝶の夢を見る」公式サイト
・潜水服は蝶の夢を見る@映画生活







