2008年01月27日
グミ・チョコレート・パイン

会社をクビになり実家に戻った賢三(大森南朋)は、高校時代の同級生・美甘子(黒川芽以)からの手紙を発見します。彼女は1年前に自殺していました。手紙に記された意味深な言葉に悩みながらも、美甘子に恋をした冴えない青春期を回想していきます。
原作は大槻ケンヂの同名小説。監督はケラリーノ・サンドロヴィッチ。主題歌は電気グルーヴ。
みんな同じ世代で、なんとなく似ているからなのか、全く違和感のない雰囲気。
勿論、似ているからといって面白い映画ができるというわけでもないけど。
一歩間違うと妙に感動的で鼻持ちならならない「青春」というテーマを、ノスタルジック過ぎず、醒め過ぎず。
バランスの良い演出に好感が持てて、結末も素直に受け止められました。
バンド、名画座、GORO、おニャン子、貸しレコード…。
80年代に十代を過ごした私にとっては、懐かしいキーワードの連続。もう回想するトシになったんだなあと少々複雑な気分…。
十代の賢三(石田卓也)は男の子なので、やはり美甘子に感情移入。
クラスメイトをバカだと見下したり、ちょっと傲慢で頭デッカチ。早く大人になりたいのに明確なビジョンもなくモヤモヤしている…。そんな昔の自分が思い起こされ、観ていてちょっぴり辛くなってしまいました。
私はあの頃より、前に進めているよね…?なんて、考えてみたりして。
同世代の方は勿論、今の世代にも観てほしい気も…どう受け止められるか不安ですが、悪くはないと思います。
★「グミ・チョコレート・パイン」公式サイト
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