2008年01月25日
スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師

イギリスに実在した殺人理髪師の伝説。
「切り裂きジャック」のように150年以上も語り継がれ、1997年にも映画化されています。
この時もティム・バートンは監督を熱望していたそうですが、スケジュールが折り合わず「真夜中のカウボーイ」のジョン・シュレシンジャーが監督しています。スウィーニー役はベン・キングスレー。
スウィーニーが殺人を犯す理由は一切出て来ず、とても不気味な存在に描かれています。
現代社会で起こっている殺人事件につながるリアルさがありました。
今回のティム・バートン版も残酷で猟奇的なのですが、どこかユーモラス。
グレーの色調に深紅の血が流れる対比的な画面はショッキングながらも美しく、彼ならではの世界観を堪能。
ラストはかなり壮絶な展開!しかし悲哀に満ちて、深い余韻を残します。
そして、主演のジョニー・デップ。まさにはまり役!
あの暗い眼差しが、スウィーニーのこれまでの人生を物語っています。
歌声も思っていた以上に素晴らしい!
無実の罪によって全てを失い、復讐のみに生きる男を凄まじくも哀しく、見事に演じきりました。
最近のジョニデ・ブームに少々辟易していたのですが、この作品でやはり彼は素晴らしい俳優なのだと納得しました。オスカーも是非取ってほしいです。
★「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」公式サイトへ
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