2007年09月27日
めがね

「めがね」の舞台は、南の海辺の小さな町。観光客としてやってきた主人公タエコと海辺の宿の人々の交流を描いています。
といっても、どこへ行くのでもなく、何か起こるわけでもない。ただ、「たそがれる」(リラックスする)だけなのです。
画面いっぱいの海。ゆるやかな日差しと、静かな波の音。
一瞬のようで永遠に続くような、上映時間106分。
けれども、観ているあいだ全然退屈ではなく、とても心地良い流れの中にいるような気分になりました。
そして、この映画で特に印象的だったのは、宿の常連客役のもたいまさこ。
こんなにカッコイイなんて!
彼女抜きでこの映画は成立できないほどの、存在感。
あずきを煮詰めているシーン、
「大切なのは焦らないこと。焦らなければいつかきっと…。」
彼女だから言える、含みのあるこの台詞。いいなあ…。
どうやら観ていた私も、タエコのように「たそがれた」ようです。
このブログを読まれた方も、「めがね」を観る時は携帯電話をオフにして、しばし日常を忘れ、たそがれて下さいね…。
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