2007年09月25日
酔いどれ詩人になるまえに

ショーン・ペンやトム・ウェイツ、U2のボノなどからリスペクトされるなど、カルト的人気を誇る作家、チャールズ・ブコウスキー。
彼の自伝的小説「勝手に生きろ!
売れない詩や小説を送り続けながら、その場しのぎの仕事を渡り歩く男、ヘンリー・チナスキー。
なじみのバーで出会ったジャンという女と暮らし始めても、酒とセックスばかりのその日暮らしの毎日。
けれども、いつも心の中には沸き上がる言葉があり、それは太陽の光のように、彼を温かく照らすのでした…。
まさに“酔いどれ日記”。こんな人を負け犬と呼ぶのかも知れません。
でも全く悲壮感はありません。むしろ清々しく感じれるほど。
それは彼が酒に酔っても、自分に酔ってはいないからでしょうね。
他のことには怠惰でも、自分の使命には徹底的に忠実な生活…。私には到底できませんが、心のどこかで憧れる所があるのかも。
チナスキーを演じるマット・ディロン。彼以外この役が考えられないほどに、似合っていました。
酔いどれぶりやだらしなさといい、リアルで、なおかつどこか憎めないユーモラスな男を、魅力的に演じています。
観終わった直後より、後からじわーっと深く感じるものがある、まさに二日酔いのような映画です。
★「酔いどれ詩人になるまえに」公式サイト
・酔いどれ詩人になるまえに@映画生活







