2007年08月24日
アズールとアスマール

領主の子アズールと、その乳母ジェナヌの子アスマール。
身分と人種を超えて兄弟同然に育った2人は、ジェナヌが歌っていた子守唄に出てくる“ジンの妖精”を捜しに旅立ちます。
「キリクと魔女」のミッシェル・オスロによるアニメーション映画。
日本語版の監修・翻訳・演出は高畑勲。
少年の自立と成長の物語を軸に、異文化同士の敬意と融和をテーマにした、とてもユニークで面白い作品です。
何よりもまず、そのエキゾチックな映像の美しいこと!
鮮やかな色彩に光と影のコントラストの美しさは、ため息が出そうなくらいで、ウットリ…。
そして、おとぎ話風の冒険ファンタジーの中に、さりげなく織り込まれたテーマ。異なった人種や民族、文化を理解し合い融和させることの素晴らしさをとても明快にわかりやすく、ユーモアを交えながら、しかしとても真摯に伝えています。
宝塚市の住宅街にある映画館、シネ・ピピアでの鑑賞。夏休みということもあって、お母さんに連れられた子どもたちでいっぱい。
正直うるさいのかな…と思っていましたが、みんなとてもおとなしく最後まで観ていました。
やはり、その美しさと面白さに魅入っていたのでしょうか。
なんだか、とても嬉しかったです。
でも、ラスト近くの台詞で、近くの席の小学校低学年くらいの男の子が、
「ママー、『甲乙つけがたい』ってなに〜?」
と聞いていたのは、ちょっと笑ってしまいました。
お母さん、とっさで困ったでしょうね。
★「アズールとアスマール」公式サイト
・アズールとアスマール@映画生活







