2007年08月19日
リトル・チルドレン

「リトル・チルドレン」は郊外の住宅地を舞台に、大人になれない大人たちの日常を描いた物語です。
今の幸福に気づかず別の人生に憧れる、大人になれない大人たち。それは、今の社会では決して特別なことではないのないのですね。私も実際“大人になれない大人”です。
ピーターパンみたいで聞こえはいいけど、カッコ悪いなあ…。
この映画に出てくる大人たちの行動、どうよ!と思う所もありますが、でもそれだけ真面目で一生懸命なわけで、本当に小さな子どものように痛々しく、切なくもなります。
世の中は情報にあふれ生き方の選択肢も様々で、だからこそブレてしまい、心はさまようばかり…。
特にケイト・ウィンスレット扮する、一見何不自由なく暮らしていて可愛い娘にも恵まれているのに、心に深い孤独を抱えた主婦サラの姿には、自分にもいくつか思い当たる所もあったりして、身に詰まされる気がしました。
でも、何があってもどこに行っても、結局今の自分なのだから、ありのままの自分を受け入れることから始めるしかないんですよね…。
決して全部がハッピーエンドで終わる物語ではありませんが、暗闇に灯る明かりを観たときのような、少しホッとした気持ちになれる映画でした。
★「リトル・チルドレン」公式サイト
・リトル・チルドレン@映画生活







