2007年08月02日
インランド・エンパイア

女優ニッキーはポーランド映画「47」のリメイク「暗い明日の空の上で」の主演に再起を賭けます。しかし、この映画はかって主演俳優が殺され、未完成に終わったいわく付きの企画でした。
映画の展開とまるでリンクするかのように、私生活でも相手役の男優デヴォンと不倫をしてしまうニッキー。次第に現実と虚構の区別が付かなくなっていき、混乱していくのでした…。
デイヴィッド・リンチの最新作。とても気になりつつも、観るのを躊躇していました。
いつもリンチの映画を観る前はなんとなく怖くて、緊張してしまうのです。
覚悟を決めて観た本作は、よくわかんない。今までの作品の中で一番理解できませんでした…。今までリンチの映画をわかったつもりでいた自分が、なんだかバカみたい…。
でも…!!また観てみたいと思うんですね、なぜか。
観ている間はとても不安な気持ちで、すごく長い悪夢を見ているような感覚なのに。
映画館を出て、いつもの景色を見ながらホッとするのに、あの耳をつんざくノイズ、ローラ・ダーンのまるで鬼瓦のようなビックリ顔、怪しくもどこか気品を感じる空間がなぜか懐かしく思えてくるのでした。
なんだかな…色んな意味で、参りました。
ちょろちょろっと、いろんな俳優が出てくるのも面白いです。
私は久しぶりに見たナスターシャ・キンスキーに感激しました。
また、この映画でハリウッド女優と認められた裕木奈江の使い方も面白いです。
★「インランド・エンパイア」公式サイト
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