2007年05月11日
神童

ピアノの才能に恵まれ「神童」と呼ばれながらも、その才能をもてあましている少女・うた。
窮屈な日常への反抗、自分に期待する母親との葛藤から、レッスンもさぼりがちになります。
そんなある日、落ちこぼれの音大受験生ワオと出会い、彼にピアノを教え始めます──。
この映画、うた役の成海璃子が実に素晴らしいです。
うまく説明できないのですが、少女の持つ純粋さや潔癖感、傲慢さや弱さ、強さといった全てのものを一度に体現したような…と書くと大げさですが。
でもこの映画を観て良かったと思える理由のひとつは、間違いなく彼女の演技です。
ピアノの吹き替えは12歳のピアニスト、まさに「神童」の和久井冬麦(わくいむぎ)。
成海璃子のピアノ演技と全然違和感がなかったのも驚きました。
松山ケンイチ扮するワオとの感じも良かったです。
恋愛でもなく、家族愛でもない、音楽という絆の深い結びつきが、うまく表現できていました。
ラストのピアノの連弾は、とても美しく、心地良いシーンでした。
★「神童」公式サイト
・神童@映画生活







