2007年03月14日
ラストキング・オブ・スコットランド

1970年代のアフリカ、ウガンダに君臨した独裁者イディ・アミンの人物像を、側近として仕えたスコットランドの青年医師ニコラスの視点から描いた作品です。
子供の頃に「食人大統領アミン」という映画がありました。私は予告編だけ観ましたが、あまりにショッキングな映像のオンパレードだったことを憶えています(実際はさほどひどい描写ではないらしい。今観ると結構バカバカしいのかも…?)。
この映画でも、もしかして人を食べるの?と、超アホアホな事を考えていた私。しかし実際に人を食べなくても、それに匹敵する恐怖政治ですね。
世の中には天災や事故、病気など怖い出来事は沢山ありますが、人間の憎悪ほど恐ろしいものはないのではと思う程に凄惨です。
私は映画の前に、タコライス定食を食べましたが、観る前で良かった…ちょっとオーバーですが、観た後は肉類は控えた方がいいですよ!
「バード」「クライング・ゲーム」「ゴースト・ドッグ」等でおなじみ、フォレスト・ウィテカーがアミンを演じるというのが、かなり意外だったのですが…実際に観てみると、逆に彼だからこそ演じられたキャラクターなのかなと感心しました。
人懐っこい笑顔の裏に隠れた非情な残忍性。最高権力を握った者だけが知る孤独、妄想、恐怖。
観ながら軽ーく織田信長を連想してしまいました(信長はここまで暴君ではないと思いますが)。
アカデミー主演男優賞受賞も納得!
でも、彼って笑福亭鶴瓶にどことなく似てないですか…?
ニコラスを演じるジェームズ・マカヴォイも、傲慢且つ軟弱な青二才ぶりを発揮。フォレスト・ウィテカーに劣らない熱演でした。
私は観ていないのですが、彼の演じた「ナルニア国物語」のタムナスさんとは真逆の役で、ファンの人はかなりショックを受けられてる様ですね。
でも、それだけ演技派という事で良いではないでしょうかね。
★「ラストキング・オブ・スコットランド」公式サイト
・ラストキング・オブ・スコットランド@映画生活







