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2007年03月02日

市川崑物語

市川崑物語

2006年に市川崑自身の手によってリメイクされた「犬神家の一族」。
その公開を記念して、この「市川崑物語」は製作されました。監督は岩井俊二。
監督の生い立ち、アニメーター時代、そして脚本家として名コンビを組み、生涯の伴侶であった和田夏十との思い出が、貴重な映像と共に語られていきます。

ナレーションもなく、人物の証言映像などは一切ありません。岩井俊二と市川崑のモノローグを無声映画のように、文字と映像のみの進行。
シンプルなのに実に計算された構成力は実に見事で、どんどん引き込まれて最後まで飽きませんでした!

実は私、岩井俊二の映画が苦手で、「スワロウテイル」以来、まともに観ていません。
しかし、この作品で赤丸急上昇。今度新作が公開されれば、ちゃんと観ようという気になりました。

この作品は岩井俊二が市川崑夫妻をモデルとしたラブストーリー。そして尊敬してやまない市川崑への熱烈なファンレターでもあるのだなと、観終わってから気づきました。
83分の短い作品なのに、小粒だけど佳作な映画を観終わったかのような満ち足りた気持ちに包まれて、なんとなく幸せ。

こんな地味な公開、実にもったいない。
ぜひ市川崑の名作と共に特集上映をプログラムしてほしいと、切に願ってやみませんでした。

「市川崑物語」公式サイト

「市川崑物語」の映画詳細、映画館情報はこちら >>

市川崑物語@映画生活

  

Posted by アベッチ at 11:39Comments(2)TrackBack(1)ドキュメンタリー
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