2007年01月08日
大人になってから観る映画「愛のコリーダ」

今日は成人の日。私も成人して、かなりの長い年月が経ちました。
子供の頃から映画は好きで、田舎の割に映画館にも連れていってもらえたと思うのですが、観せてもらえない映画は当然ありました。当然ですが、成人映画です。
この「愛のコリーダ」も、海外で大ヒットしたり、クインシー・ジョーンズのヒット曲のタイトルになったり、何よりも「阿部定事件」を取り扱った映画ということで、興味津々でしたが、成人映画ということもあり、1976年の作品なので、観る機会も持たず30をすぎた頃、ノーカット版として、2000年に劇場公開されたのです。
観た直後は、セックスシーンの連続に圧倒され、疲れ果ててしまいました。何も考えられなかったな…といってもこれは考える映画ではなく、感じる映画なのですね。色んな意味で。
性愛の果てに見えてくる、人間本来の姿。私にはこんな恋愛はできないと思いますが、おそらく心や体のどこかに阿部定のような部分は、ほんの少しでもあるんじゃないかと思います。
成人したからこそ、この映画と向き合えたのだと思います。大人になるのも悪くないもんですね。
1976年当時に、この映画を撮った大島渚や、出演した藤竜也(当時35歳って…!!)は、凄いと思います。運が悪かったら、二度と映画撮れなくなったりしてたんじゃないだろうか。
きっと命懸けだったのだろうと、映画から感じるパワーで思いました。







