2008年11月01日
P.S.アイラブユー

突然の夫の死を受け入れられず悲しむホリーの元に届く、亡き夫ジェリーからのラブレター。
家族や友人に支えられ、最愛の夫に出会えた幸福を実感し、再び生きる力を取り戻すまでの物語です。
(以下、ややネタバレあります。)
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2008年09月30日
アキレスと亀

北野武の最新作は、売れない画家と彼を支え続ける妻の物語。
たけしファンの夫と鑑賞。彼はこの作品を気に入ったらしい。今までのたけしの映画と違って玄人っぽい、まるでベテランの監督の作品のようだと言います。
私はどうも北野映画は苦手。「あの頃いちばん静かな海」と「座頭市」は割と好きですが…元々あんまり観てません。
なんだろう…苦手な理由をうまく説明できませんが、強力に惹き付けられるものをあまり感じないのです。この映画もどこか物足りない。何故奥さんがあんなに苦労しても支え続けられるのか、今ひとつわかりませんでした。
それは、北野武自身が描いている絵が力不足というのもあると思います。
何でも自分でやらなくても良いと思うのですが、そこも海外で人気の理由のひとつなのでしょうか。
★「アキレスと亀」公式サイト
・アキレスと亀@映画生活
2008年08月24日
2008年06月23日
人のセックスを笑うな

「人のセックスを笑うな」は、山崎ナオコーラの同名小説をもとにした恋愛映画です。
20歳年上の人妻に恋する青年、彼に片思いする少女の胸の内の切なさを描いています。
映画館で言うのは少し照れてしまうタイトルの「セックス」ですが、あからさまなシーンはないです。
しかし、松山ケンイチと永作博美がチューしたりイチャイチャしているシーンは、別の意味でなかなかリアル。大袈裟だったりキレイごとでない、自然な雰囲気に好感を持ちました。
松山ケンイチの役にはイラッとしました。蒼井優ちゃんの役は健気に頑張っているのに…。
しっかりしろよ!と言いたくなりますが、このへんの恋愛における男女の違いもうまく描けています。
ただこの物語で、137分の上映時間は辛い。ちょっと飽きてしまいました…。
★「人のセックスを笑うな」公式サイト
・人のセックスを笑うな@映画生活
2008年06月03日
僕の彼女はサイボーグ

「猟奇的な彼女」「僕の彼女を紹介します」で知られるクァク・ジョエン監督。
最新作の「彼女」は美人サイボーグ。さえない青年との運命的な恋物語を、コミカルかつ叙情的に描いています。
物語を一言で片付けるなら「壮大なるオタク青年の夢」。
しかし、綾瀬はるかと小出恵介の“僕と彼女”が、なんといっても良いのですよ。
特に綾瀬はるかは、ツンデレっぽい小悪魔っぽさの中にも母性的な強さを感じられて、これまでの役の中で一番良かったです。
小出恵介のちょっと頼りない雰囲気も可愛らしい。
映画冒頭の目をつぶっての別れの場面は切なくて良かった。彼は地で演じているのではないかと錯覚したくなる程、可愛く思えました。
ふたりの雰囲気にすっかり入り込み、不覚にも最後はちょっぴり涙してしまったワタクシ。
物語の後を観る側に想像させるような、余韻の残るラストは結構好きでした。
★「僕の彼女はサイボーグ」公式サイト
・僕の彼女はサイボーグ@映画生活
2008年05月28日
山のあなた 徳市の恋

「鮫肌男と桃尻女」「PARTY 7」の監督・石井克人。
石井さんの映画を知らなくても木村拓哉の富士通FMVのCMシリーズといえば、ピンと来るのではないでしょうか。
ちょっとおとぼけ、不思議な雰囲気が印象的。
あのCMって話の続きがあるようで、いつも気になります。
そんな作品で知られる石井さんが清水宏の「按摩と女」を再映画化。
どうなるのだろう?と思っていたのですが、地味な作品ながらも情緒的で美しく、しみじみとさせる映画に仕上がっていました。
謎めいた美女に恋してしまった按摩師・徳市のおかしくも切ない恋物語。彼を取り巻く人々のエピソードも楽しくてどこか愛おしい。いつの時代にも何かしら共通する郷愁を感じ、とても良い気分になりました。
そういえば、「茶の味」はマンガチックな表現ながら、どこか懐かしくほのぼのした映画でした。
今の時代に小津安二郎がホームドラマを撮ったら、もしかしてこんな感じだろうかと思いましたが、実は清水宏の映画「簪」に似ているとの事。
石井さんは観ていなかったのに。今回のリメイクも彼にとっては自然なことなのかも知れませんね。
★「山のあなた 徳市の恋」公式サイト
・山のあなた 徳市の恋@映画生活
2008年04月13日
地上5センチの恋心

ささやかな生活を送っている主婦オデット。一日の終わりに読むお気に入りの作家バルタザールの本は彼女にとって、なによりの幸せでした。
そんな彼女のもとにバルタザールが突然現れます!公私ともにスランプで自殺未遂を図った彼は、オデットの真摯なファンレターに感激し、部屋にまでやって来たのでした…。
ヒロインのオデットが幸福を感じるシーンでは体が宙に浮いたり、部屋のイラストが動き出したり…でもわざとらしくなくて洗練されています。大人の女性のためのファンタジーといった雰囲気かな…。
オデットは普通のオバちゃんなのですが、とてもチャーミング!
決してパーフェクトな人生ではないけれど、自分なりの幸せを見つけて楽しく毎日を過ごしている彼女。
多様な情報に翻弄される今の社会で、自分らしい価値観をしっかりと持つ事は、意外に難しい。
本当に幸福な人とは、こういう人なのかも。
また、自分自身が幸福でなかったら、周りの人も幸福にすることは出来ないのですね。
私も見習いたいと思いました。
オデットの好きな歌手として劇中で流れる、ジョセフィン・ベイカーのナンバーも魅力的です。
★「地上5センチの恋心」公式サイト
・地上5センチの恋心@映画生活
2008年03月26日
魔法にかけられて

アニメの世界の中で生きるプリンセスのジゼル。王子様との結婚式当日、魔女にだまされて追放された先は、現代のニューヨーク!
アニメの常識が通用しない世界に戸惑う彼女は、バツイチ子持ちの弁護士ロバートと出会います。
お姫様キャラのジゼルが巻き起こすカルチャーギャップも、彼女が最後に選択する生き方も、もう最初からわかっているのです。それでもとにかく楽しい展開に大満足!
ジゼル役のエイミー・アダムスが可愛い!本当にアニメの中から出て来たような雰囲気で、チャーミングでした。
他のキャストも、キッチリハマっていて良かったです。しかし、王子様役がX-メンのサイクロップスの人だと後で知った時は超ビックリしました。あまりにギャップがあったので…。
いっぱい笑えて、素晴らしい歌のナンバーに心躍り、最後はハッピーに気分に浸れる、まさにディズニーならではの素敵な映画でした。
★「魔法にかけられて」公式サイト
・魔法にかけられて@映画生活
2008年03月16日
ペネロピ

先祖がかけられた呪いのせいで、ブタの鼻を持って生まれた娘ペネロピ。
永遠の愛を得れば呪いが解けると両親はお見合いをさせますが、男たちは彼女を見ると逃げ出してしまいます。唯一姿を見ても逃げなかったマックスと出会いますが、またも裏切られた彼女は、自分の思い通りに生きていこうと家出をします…。
一見、童話のような物語ですが、今を生きる女性たちへのメッセージが込められています。
ありのままの自分を受け入れて愛することができたペネロピが、彼女らしいハッピー・エンドを迎えるラストは清々しくて、観ている私も幸福感で満たされるようでした。
ペネロピ役のクリスティーナ・リッチは最高にキュート!
こんなにブタ鼻が可愛く、愛おしいなんて…。呪いが解け、大人の女性として成長した時に見せる表情の変化。子役から確実に成長してきた彼女の実力、素晴らしいですね。
マックス役のジェームズ・マカヴォイも、ペネロピと雰囲気が合っていて良かったです。一見ひねくれ者そうで、実は繊細で心優しい青年っていうのが、「萌え」ですよ〜

もうすぐ公開の「つぐない」も楽しみ!
★「ペネロピ」公式サイト
・ペネロピ@映画生活
2008年02月13日
ラスト、コーション

「ラスト、コーション」は、日本軍占領下の上海が舞台。
女スパイと政府要人の「禁断の愛」を描き、大胆な性描写が話題となりました。
監督はアン・リー。
「ブロークバック・マウンテン」に引き続き、本作品もヴェネチア国際映画祭のグランプリを受賞しています。
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2007年11月02日
自虐の詩

業田良家の人気4コマ漫画を映画化。不幸な生い立ちのヒロイン・幸江と内縁の夫で元ヤクザの男・イサオの愛の日々を描きます。
前半はギャグっぽい展開ですが、中盤あたりから幸江の不幸な少女時代の回想、イサオとのなれそめを辿り、そして感動的なクライマックス。
なんだか思っていた以上のベタな展開が、実はあまり好きになれませんでした。
それでも、幸江と幼なじみの熊本さんのエピソードにはグッとくるものが。特に、回想シーンの「せんべつ」と、大人になってからの再会シーンは思わず泣きそうになりました。
幸江役は中谷美紀。不幸キャラが昨年の映画「嫌われ松子の一生」となんとな〜くカブっていますが、この映画の役の方がブスカワイイ感じかな…屈託のない笑顔が、より不憫さを醸し出してイイ感じです。
阿部寛のイサオ役は、もうひとつだったような…イサオの本当の優しさがあまり感じられず、ただのDV男で終わった感が残ってしまいました。
しかし何故、カタギになってからのイサオの方が、よりヤクザっぽいルックスなんでしょう?
ヤクザ時代のファッションセンス、まるでラモーンズのようで、ちょっと笑えました。
★「自虐の詩」公式サイト
・自虐の詩@映画生活
2007年10月10日
Candy キャンディ

詩人志望の青年ダンは、輝くように美しい画家志望の娘キャンディに出会って、ひと目で恋に落ちます。ダンはヘロインの常用者で、キャンディも危険な世界へと足を踏み入れていきます。
やがてドラッグを手に入れるために盗みを働き、遂にはキャンディは街で身体を売るようになります。
キャンディの妊娠を機に、2人はドラッグを絶とうとするのですが…。
とても美しく幸福そうに見つめ合っているポスターに惹かれて観にいきましたが、予想以上にとても過酷な物語で、観ていて疲れました。
愛の世界にドップリはまっている二人。最初は楽園のアダムとイブみたいに、キラキラ輝いていました。
しかし、その後の自堕落ぶりと破滅的な生活といったら…!まるで、シド&ナンシーのよう。
目をそむけたくなるほどの酷さと、二人のあまりにも愚かな行動に、怒りすら覚えてしまったほど。
それでも、アビー・コーニッシュ扮するキャンディは美しい。
ラストのふたりのキスシーンはあまりにも哀しく切なくて、胸が張り裂けそうな気持ちになりました。
物語には直接関係ないけれど、ダン役のヒース・レジャーの首筋。
そこにはタトゥー(刺青)が彫られていましたが、日本人である私の目には奇異に映り、最後まで気になって仕方がなかったのです。
「ず」って、入ってました。ひらがなの「ず」。なんで…?
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・キャンディ@映画生活
2007年10月05日
クローズド・ノート

大学生の香恵は引越し先で、前の住人が置き忘れていったノートを見つけます。持ち主の真野伊吹は教師で、日記には仕事や恋の悩みがつづられていました。
読み進めるうちにいつしか伊吹に共感し、刺激を受ける香恵。バイト先で出会った青年への思いを募らせていくのですが…。
映画以外の話題で持ち切りのこの作品。映画ファンのレビューのサイトを見ても、実に反応は様々です。
確かにあの舞台挨拶は、せっかく映画を観に来たお客さんに対して大変失礼な行動だし、テレビで見ていても不快でした。
けれども、この「エリカ様」騒動があったから、実際の彼女が映画とあまりにも違いすぎるから、映画を観ないってのは、どうなんでしょう?
映画の役柄と彼女自身は全くの別物なのだから、ちょっと違うのでは…。
それはさておき、映画の感想。
香恵の住むアパートや京都の街並、マンドリンや万年筆といったモチーフ。伊吹の日記につづられる、ささやかながら心温まるエピソード。そして伊吹と次第に重なっていく香恵の恋模様。
ひとつひとつが叙情的で切なくも美しく、そしてどこか懐かしい気持ちにもさせられます。
月並みな物語ではあるのですが、観ていて気持ちの良い映画でした。
主要キャストの沢尻エリカ、竹内結子、伊勢谷友介も、この映画の雰囲気によく似合っています。
特に沢尻エリカは、まるでお人形のように可憐です。
テレビよりも、スクリーンの彼女は数倍も美しい。まさに映画の奇蹟なのでしょうか。
女優としてこんなにも素晴らしい資質を持っているのだから、ぜひ演技で騒動の責任を取ってほしいですよね。
この映画のような清純派も良いけど、もっと突き抜けたキャラクターとかやってもいいと思うのですが…余計なお世話かな。
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2007年09月20日
不完全なふたり

マリーとニコラは結婚生活15年間になる夫婦。友達の結婚式のためにパリにやって来ました。
友人たちから“理想のカップル”として見られる二人でしたが、実は離婚寸前の状態。
二人は、パリ滞在中の間にも口論を繰り返します。
この口論のシーンが、痛々しい。
女性はとても感情的になり、自分の意志とは裏腹にひどい言葉を口にしてしまいます。対する男性はロクに答えない。
二人のこれまでの経緯は一切出てきませんが、多分色々あったのでしょうね…切ない。
監督は、日本人の諏訪敦彦という事もあるのでしょうか。フランス人のカップルの物語ですが、随時にどこか日本的なニュアンスが感じられます。
かくいう私も、結婚生活5年目の子無し妻なので、この奥さんの気持ちはちょっぴりわかる気もします。ケンカの仕方もどこか似ているし。
観ながら、自分たち夫婦の10年後をふと考えてみたりして。
けれども、劇中の台詞にもありますが、未来のことは誰にもわからないのですよね。
例えば夫婦のこれからも。
だからこそ、何気ない毎日を懸命に生きて、相手を思いやることを大事にしなければ…なんて、ラストシーンを観ながら思ったのでした。
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・不完全なふたり@映画生活
2007年09月06日
ショートバス

「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ
ニューヨークで暮らす7人の男女の“愛と性”の物語です。
タイトルの“ショートバス”は彼らが集うサロンの名前。そこでは誰もがそれぞれに“自分に足りない何か”を探し、思いのままに愛を求めています。
しかし、本当に思いのままでしたね…冒頭の10数分の自慰行為や激しいセックスシーン、このサロンの中での行為といい、日常茶飯時のようにセックスだらけですが!!
全然イヤラシイ感じはしませんでした。
物語の男女が抱えている思いや悩みは、なんとなく自分にも思い当たるところもあるのですが…おそらく私のセックスに対する感覚や価値観が微妙に違うのだろうか、どこか私の中でしっくり来なかったです。
「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」の方がビビッと来るものがあり、大好きな映画のひとつになった私としては、ちょっと期待外れだったかも…。
“愛と性”がテーマの映画なので観た後の会話を考えると、一緒に観る人は選んだ方が良いかと思います。
ちなみに私は、学生時代からの映画好きの同性の友人と観ましたが、結構盛り上がりました。
★「ショートバス」公式サイト
・ショートバス@映画生活
2007年05月30日
恋愛睡眠のすすめ

父親の死をきっかけに、メキシコからパリへ戻ってきたステファン。
仕事では毎日失敗、隣の部屋に引っ越してきたステファニーに恋をしますが、あっさりフラレてしまいます。
せめて眠っている間だけでもうまくいきたいという思いから、夢の中で次々と願望をかなえていきますが、いつしか現実と夢を混同するようになっていくのでした…。
「エターナル・サンシャイン」の監督、ミシェル・ゴンドリーの最新作はキュートでロマンティック、そして超クレイジーなラブ・ストーリー。
ステファンの夢の世界のビジュアルがとても魅力的でひきこまれます!私もあの世界に入りたかった!
ステファンとステファニーを演じる、ガエル・ガルシア・ベルナルとシャルロット・ゲンスブールが、この映画にとてもよく似合っていました。
ふたりとも子どもがそのまま大人になったような無邪気な雰囲気があり、なんとも愛らしいのです。
特にガエル!彼の豊かな表情とユーモアあふれるアクションが、悪く言うならただの妄想ヘンタイストーカーの男を、とてもチャーミングな愛すべき青年に変身させるのです!
とても「バベル」のキレ男と同じ俳優とは思えない!ホンマ可愛いなあ…

永遠の少年少女に特にオススメします。
百聞は一見にしかず!ぜひこの夢心地な映画の世界を体験してみてください!
★「恋愛睡眠のすすめ」公式サイト
・恋愛睡眠のすすめ@映画生活
2007年05月27日
ラン・ローラ・ラン

11:40a.m.ローラの部屋。裏金の運び屋をしている恋人マニからの電話が鳴ります。
「ローラ、ボスの10万マルクを失くした。12時までに金を作らないと殺される!」
タイムリミットは20分。ローラはマニの命を救うため、金を工面する為に町を走り出します!
日本でもヒットした「パフューム ある人殺しの物語」のトム・ティクヴァの1998年の監督作品。
99年の劇場公開以来、図書館で借りての久々の鑑賞。
映画の内容はほとんど忘れていましたが、フランカ・ポテンテ扮するローラがテクノサウンドをBGMに真っ赤な髪をなびかせて走る姿は、私の脳裏に強烈なインパクトを残していました。
撮影中に彼女はトータルで何キロ走ったのでしょうね?今観直しても、本当に見事な走りっぷりです。
微妙なタイムラグにより変わって行く20分の出来事を、映画では3回繰り返しています。
途中でローラがアニメーションに変わったり、走り際に通り過ぎる人々のその後の運命を連写したり…。
強引且つ大胆な展開は今観てもユニークで斬新です。
クライマックス。高周波音をローラがいきなり発声する場面は唐突でハチャメチャ!今観ても吹き出してしまいます。
これって「ブリキの太鼓」を意識しているのかな?同じドイツですし。
・ラン・ローラ・ラン@映画生活
2007年05月18日
初恋

友達も作らず、ひたすら本を読む日々を送る孤独な高校生、みすず。
実の兄の亮や個性的な面々が集まる、新宿のジャズ喫茶店へ通い始めた彼女は、生まれて初めて“仲間”という存在に触れ、東大生の岸に対して切ない感情を抱くようになります。
そんなある日、岸はみすずにある驚くべき相談を持ちかけるのでした…。
三億円事件の犯人は18歳の女子高校生。日本犯罪史上最大の事件にまつわる、切ない初恋の物語。
結構突飛な物語ですが、宮崎あおいが演じている事で違和感なく入り込めます。三億円を強奪するシーンも大胆かつスリリングで楽しめました。
1966〜70年頃の時代設定。ジャズ喫茶の雰囲気や空気感などは、私の目には新鮮で面白く映ります。
けれども、リアルタイムで青春を過ごした人達は、この映画を見てどう思い感じるのだろう。そして今の日本に対しては…と、なんとなく考えたりして。
しかし、宮崎あおいって本当に可愛い…。私が男子だったなら“萌”ですよ、絶対!
NHKの朝ドラ「純情きらり」の桜子のような、みんなに愛される妹キャラも愛くるしくて良いのですが、この映画のような、複雑な役柄も自然にできる所が彼女の強み。
本作で彼女の着ているファッションも、とてもお洒落で可愛くて、まるでアンナ・カリーナみたい!と思ったのは、ファンの欲目でしょうかね…。
宮崎将も出番少ないですが、役柄が似合っていました。
「ユリイカ」でも兄妹役だったふたりが、本当に兄妹だということを最近になって知りました…そういえば、鼻と口が似ていますね!
★「初恋」公式サイト
・初恋@映画生活
2007年05月16日
初雪の恋 ヴァージン・スノー

父の仕事の都合でソウルから京都に転校した高校生のミン。
偶然神社で出会った七重に一目惚れします。彼女はミンと同じ学校の生徒でした。ミンはつたない日本語で七重に思いを伝え、彼女も心を開いてゆきます。
ふたりは、ある約束を交わすのですが…。
美しい京都の景色をバックに繰り広げられる初恋物語。
猫顔の美しい男イ・ジュンギと、子犬のように笑顔が愛くるしい宮崎あおいが、爽やか〜ですよ。
祇園祭でのファーストキスや2人が約束を交わす韓国式の指切りのシーンなどは、とても可愛かったです。
ただストーリーは、よくありがちな韓流ドラマのような…ふたりの想いがすれ違ってしまう所など、いくら国際恋愛でもそれはないだろう?!とツッコミ所満載な展開。
でもいいんです!
ジュンギとあおいちゃんがとっても素敵でロマンティックだから!!
今日、劇場で観ていて、とても残念で悲しいことがありました。
前の席の3人連れのご婦人方が、あまりにも不愉快で…映画が始まっているのに、ドタバタ入ってきたかと思うと、ガサガサ音を立てて飲食するし、大きな声でおしゃべりしながら観るし…。
あまりにひどいので注意したかったのですが、勇気がない私はだまって席を移動してしまいました。
映画を楽しく観るのは、素晴らしいことです。
けれども映画館はあなた達がTVを見ている居間ではないのです。
あなた達と同じ鑑賞料金を払って、映画の世界に浸って楽しもうとしている私の邪魔をしないで!!
って言いたかったけど、無念(涙)…。
★「初雪の恋 ヴァージン・スノー」公式サイト
・初雪の恋〜ヴァージン・スノー@映画生活
2007年05月07日
2番目のキス

キャリアウーマンのリンジーと高校の数学教師ベン。
ボストンで運命的な出会いを果たした2人は交際をスタートします。
しかしベンは地元の野球チーム、レッドソックスの大熱狂的ファンだったのです!
1番大事なのはレッドソックスの試合?!私って2番目なの?!
相性は抜群なのに、趣味の違いでギクシャクしてしまう2人の恋の行方は…?
「メリーに首ったけ」のピーター&ボビー・ファレリー監督による、おかしくてキュートなラブ・コメディ。
お決まりなストーリー展開ですが、ドリュー・バリモア扮するリンジーとジミー・ファロン演じるベンの一見チグハグなカップルの起こす数々のエピソードにはうなづけたり、共感したり。
ラストのスタジアムのシーンは最高潮の盛り上がりで、思わずちょびっと泣いてしまいました。
リンジーの女友達同士の会話はリアルで面白く、ベンの「夏の家族」こと、レッドソックスのファン仲間の会話には豆知識満載。
ちょうど現在、松坂大輔や岡島秀樹も活躍しているし、良いガイドになるかも。
ぜひ日本でこの作品をリメイクしてほしいです。
勿論舞台は甲子園!阪神タイガースの熱烈ファンが主人公ですよー!!
★「2番目のキス」公式サイト
・2番目のキス@映画生活








