2007年09月13日
イタリア的、恋愛マニュアル

「イタリア的、恋愛マニュアル」は、恋、危機、浮気、別離と、誰もが経験するであろう“恋愛”の瞬間の数々を、ある男女4組の姿を通して描いたオムニバス映画です。
若い男女、トンマーゾとジュリアの出会いと恋から始まり、妻に捨てられた小児科医ゴッフレードの新しい出会いまで、世代も立場も違うカップル達がどこかで微妙に絡み合いながら、それぞれの恋愛エピソードが展開していきます。
時に楽しくコミカルに、時にしんみりと。彼らが自分の人生・愛と悪戦苦闘する姿は観ている私にも、どこか思い当たる所もあり、さわやかな余韻を残してくれました。
★「イタリア的、恋愛マニュアル」公式サイト
・イタリア的、恋愛マニュアル@映画生活
2007年07月19日
それでも生きる子供たちへ

「それでも生きる子供たちへ」は、世界中の子供たちの窮状を救うために企画・制作された、7話構成のオムニバス映画。
劣悪な状況にいながらも懸命に生きて輝きを失わない子ども達の姿を、7カ国の映画監督達がドラマティックに描いています。
映画を観た後に気づいたのは、どんな状況に置かれた子供でも、その中に未来と希望を感じずにはいられない事でした。
毎日TVから流れる悲しい出来事。もうこの世に希望なんて…と考えがちな私は、イヤーな大人だな、と少し反省したりして。
それぞれの国の持ち味を活かした秀作揃いですが、私は特に以下の作品が好きでした。
☆エミール・クストリッツァ「ブルー・ジプシー」
窃盗の罪で少年院に投獄、出所を控えた15歳の少年と、盗みでしか生きられない窃盗団の家族。深刻なテーマながらもコミカルかつ叙情的!
☆スパイク・リー「アメリカのイエスの子ら」
HIV感染者の両親を持ち、自分も胎内で感染した少女ブランカの苦悩と再出発。ラストのブランカのまっすぐな視線が強く印象に残ります。日本では、HIV感染を未だに特別なことのように考えがちだと思いますが、感染しても普通に受け入れられる社会づくりができないものでしょうか…。
☆ジョン・ウー「桑桑と小猫」
孤児ながらも健気に生きる、小猫(シャオマオ)と、裕福だが孤独で、悲しい目をした桑桑(ソンソン)の運命的な出会い。それぞれの希望を見出す姿が感動的。涙なくして観れません…。
大阪でも、今週末で上映終了なので、DVDとかになってしまうかと思いますが、できれば多くの大人たちに観てもらえればと思います。

・それでも生きる子供たちへ@映画生活
2007年02月04日
ユメ十夜

「こんな夢を見た」
この書き出しで始まる夏目漱石の短編集を映像化した、オムニバス映画「ユメ十夜」です。
監督・キャスト共に個性的な顔ぶれ。
それぞれ監督の持ち味が出ていて楽しめました。
私は第1夜・実相寺昭雄、第3夜・清水崇、第8夜・山下敦弘、第10夜の山口雄大の監督作品が好きです。
特に第10夜は漫☆画太郎の脚色が炸裂!!
超おバカで大好きなんですが、真面目な人は激怒するかも知れません…。
観た後「チャーリーとチョコレート工場」を思い出しました。
松山ケンイチ、今まであまり興味ありませんでしたがグッと好きになりました。
夏目漱石の「夢十夜」は教科書で少しだけ読んだだけだったので、どのくらい小説に沿っているのかわかりませんでしたが、おそらくかなり違うのだと思います。
原作はあくまでモチーフ、監督の解釈が映画なのでしょう。
映像の記憶が鮮明なうちに漱石の小説も読んでみたいです。
★「ユメ十夜」公式サイト
・ユメ十夜@映画生活







