2008年07月27日
2008年06月21日
イースタン・プロミス

「ヒストリー・オブ・バイオレンス」のデビッド・クローネンバーグ+ヴィゴ・モーテンセンの黄金コンビ再び!
ロンドンの病院で出産後に死んだ、身元不明のロシア人少女。
彼女の遺した日記から、出会うはずのなかった男女の運命が複雑に絡み合い、やがて犯罪組織の闇へと切り込んでいきます。
冒頭からいきなりの殺人シーンがショッキング!
その後も、エグコワイ場面やビックリのアクション・シーンが繰り広げられます。
しかし観終わった後に清々しい気分になれるのは、主人公ニコライの秘めた優しさが見えるから、かな…。
主演のヴィゴは、今までの彼のキャリアで最高の演技!
「ロード・オブ・ザ・リング」の時は、正直ここまで幅広い演技のできる人とは思ってなかった…見くびってスンマセン。
この作品でアカデミー賞の主演男優賞にノミネート。
受賞は「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」のダニエル・デイ・ルイスでしたが、個人的にはこの映画でのヴィゴに受賞して欲しかったです。
芯の強い女性を演じたナオミ・ワッツ、ヴァンサン・カッセル扮するロシアン・マフィアのアホぼん等の共演陣も素晴らしい!
観て得した!ええもん観れて良かった!!という気分に浸れる映画です。
★「イースタン・プロミス」公式サイト
・イースタン・プロミス@映画生活
2008年06月11日
接吻

テレビで偶然見た、猟奇犯罪者の坂口に心を惹かれた京子。裁判を傍聴し、獄中の坂口に手紙や差し入れを送るようになります。やがて彼女の愛は弁護士の長谷川を巻き込みながら、思わぬ事態を招いていくのでした。
映画前半での手紙を綴るシーン、京子に扮する小池栄子のモノローグが印象的。
まるで一人芝居の舞台を観ているかのように、彼女の声は胸に強く深く響きます。
拘置所で坂口をまっすぐ見つめる大きな目が怖い…。
坂口への想いを貫こうとする姿は狂気じみていながらも美しくも悲しくもあり、女優としての彼女の可能性を感じられる作品になっています。
余談ですが、小池栄子って原マスミのイラストに似ていますね。
★「接吻」公式サイト
・接吻 Seppun@映画生活
2008年06月04日
相棒−劇場版−

実はTVシリーズはほとんど見ていません。しかし、2時間ドラマ版再放送で興味を持ったこと、水谷豊の脅威的とも思えるプロモーションぶりに押され、ついに劇場まで足を運ぶことになったわけです。
もう封切りからひと月経っているし、レディースデイとはいえお客も大して入っていないだろうと思いきや、結構な入りでちょっとビックリ。「大ヒット御礼」は本当だったのか…。
あまりドラマを見ていなくても楽しめる内容になっていました。ここが大ヒットの理由なのでしょうね。
ただ、映画の中に登場する事件は、数年前に実際に起きた事からストーリーを膨らませたのだろうなと思いつつ、なんとなく中途半端な気がしました。
娯楽アクション大作なのか、社会派ドラマなのか…でもそれは、観る側が決めたらいいのかな?
私はとりあえず、クールなようで本当はアツイ杉下右京=水谷豊が観れたので良しです。
★「相棒 劇場版 絶体絶命!42.195km東京ビッグシティマラソン」公式サイト
・相棒 劇場版 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン@映画生活
2008年06月01日
アフタースクール

観る気が無かった為、全くのノーマーク。
それが逆に功を奏したのか、大変面白くて最後まで見飽きませんでした!
なので、今から観る方はこのブログも読まないように(笑)!
母校の中学校で働く神野(大泉洋)のもとに、かっての同級生と名乗る男(佐々木蔵之介)が訪ねてきます。
彼は神野の親友で同じく同級生の(堺雅人)を探していました。
想像もできない展開が待っているとは知らず、神野は心ならずも木村を一緒に探すことになります…。
最初から事件の真相につながるキーポイントがさりげなく出てきて、なんとなく気にはなりながらも…。
次々と新展開する物語に驚きの連続なので、いつしか忘れていきます。
そして最後は、そうだったのか…!!と思い出しては深くうなづく事多し。
映画が終わった後、もう1回最初から見直したいと思いました…完敗!
ボーッと観てたら、まんまと騙されますよ!!
でも、騙されても振り回されても楽しくて、最後は爽やかな気分にまでなれる映画です。超おススメ!
★「アフタースクール」公式サイト
・アフタースクール@映画生活
2008年03月22日
ノーカントリー

1980年代のテキサス。麻薬密売にからんだ大金をたまたま発見し、持ち帰ってしまったひとりの男。逃亡した彼を追う謎の殺し屋と地元の保安官。彼らの行く先々で血なまぐさい事件が起こっていきます。
作品賞、助演男優賞など第80回アカデミー主要4部門を受賞したコーエン兄弟の最新作。
ふとしたきっかけから破滅の道を辿る人間の軌跡。彼らの映画ではこれまで何度も描かれてきました。それは時に滑稽に、時に悲しく。
しかし、今作での描き方はこれまでにない、恐怖の部分が強いです。
とりわけハビエル・バルデム扮する殺し屋アントン・シガーの存在感!
彼が登場するたびに、心臓がバクバクする程の緊張感と背筋が凍るような恐怖!今まで観た映画の中でも、キング・オブ・悪人キャラになるんでは…。
自分の人生では、こういう人間に出会わないことを本気で願います。
しかし、かなりハラハラさせる展開の前半に比べて後半は何か物足りなく、不完全燃焼感は否めません。
作品賞をコーエン兄弟の映画が受賞したことはとても嬉しいのですが、この作品でなくても「ファーゴ」や「バーバー」でも良かったんじゃないかと思ってしまいました。
★「ノーカントリー」公式サイト
・ノーカントリー@映画生活
2007年11月16日
タロットカード殺人事件

ジャーナリスト志望の女子大生サンドラは、敏腕新聞記者の幽霊から、とっておきのスクープを聞かされます。
「世間を騒がすタロットカード連続殺人事件の真犯人は、青年貴族ピーター・ライモン…!」
サンドラは幽霊出現のきっかけとなった、マジックショーの奇術師シドニーの協力を得て、真相に迫っていきます。
「マッチポイント」に続いて、ウディ・アレン(監督)とスカーレット・ヨハンソン(主演)が再び組んだサスペンス・コメディ。
でも、この作品は「マッチポイント」ほど、面白くありませんでした。
サスペンスというにはあまりにもお粗末な展開だし、スカーレットもセクシーな女性という設定の割には、なんだか野暮ったい…。
ウディ・アレンは彼女にゾッコン夢中なんでしょうね…。水着のシーンだけ妙に浮いてる気がしました。
ちょっと意地悪な感想でしたが、アレンお得意の捻りの効いたユーモアは楽しめるので、劇場で観ても損はないと思います。
★「タロットカード殺人事件」公式サイトへ
・タロットカード殺人事件@映画生活
2007年11月14日
題名のない子守唄

イタリアの地方都市トリエステに、謎めいた雰囲気を持つひとりの女性イレーナが到着します。
彼女は裕福なアダケル家にメイドとして雇われ、同家の4歳の娘テアと仲良くなっていきます。しかし、そんなイレーナをしつこくつけ狙う、謎の男の影がありました…。
最初は、ストーリーがよくわからない感じで展開していきます。イレーナの不可解な行動。時折フラッシュバックされる、彼女の記憶。
やがて、彼女の恐ろしくも哀しい過去と行動の理由が明らかにされていき、そして衝撃のクライマックスへ…!
今読んでいる須賀敦子さんの本に、トリエステが出てくるので軽い気持ちで観にいきました。
監督は「ニュー・シネマパラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレだし〜と油断していると、更に痛い目に…!
そういえば「マレーナ」も、ちょっと怖かったな…。
この映画での唯一の救いは、イレーナとテアの心の交流。このエピソードがあるから、最後まで観続けていられます。
主演女優と子役の息もピッタリで、より一層ストーリーを盛り上げていました。
トルナトーレの映画ではおなじみの、エンリオ・モリコーネの音楽も素晴らしいです。
★「題名のない子守唄」公式サイトへ
・題名のない子守唄@映画生活
2007年11月01日
ブレイブ ワン

突然襲ってきた暴漢たちに婚約者を殺され、自身も深い傷を負ったエリカ。
事件のトラウマから起こる恐怖から、彼女は自衛手段として銃を手に入れて武装します。
彼女が初めて人を撃った時は、身を守るためでした。しかし、やがて犯罪者を裁く為に彼女は引き金を引き続けるようになっていきます…。
この映画のチラシのコピー。
『許せますか、彼女の“選択”』
映画のラストもこの“選択”を観ている側につきつける、物議を醸しそうな雰囲気です。
でもこんな結末にしなくても…と思わなくもないのですが。
ちなみに公式サイトで投票もやっています。
エリカ役のジョディ・フォスターの説得力のある演技に引き込まれて、この映画で起きる行為を許したい気持ちになります。しかし、やはり許してはいけない事なのだと思います。
でも、自分が彼女の立場になってしまったら…。
「もう元の自分には戻れない」という言葉が印象的でした。
何よりもこんな事件に遭ってしまうことの理不尽さが辛すぎます。
★「ブレイブ ワン」公式サイト
・ブレイブ ワン@映画生活
2007年10月30日
犯人に告ぐ

川崎市で発生した連続児童殺害事件。行き詰まった警察はテレビ番組を利用した捜査を決行します。カメラの前に立ったのは6年前の誘拐事件で犯人を取り逃がした捜査責任者・巻島刑事。巻島は、犯人に対して挑発的な言葉を投げかけていきます…。
原作は雫井脩介の同名ベストセラー小説。読んでから観た方は、賛否両論のよう。
「クワイエットルームにようこそ」を観た時の自分を思い出しました。人気小説の映画化というのはなかなか難しいのでしょうね。
メディアを巻き込んだ、まるで劇場のような事件の展開というのは、今の時代では特に目新しくもないとも思うのです。それでも、刑事同士の微妙な心理描写や葛藤などが巧みに描かれていて、最後まで緊張感タップリに面白く観ることができました。
豊川悦司、刑事役は初めてとの事。なんだか意外でした。既にやってそうな気がしたのに。
こういう大胆不敵な役って、トヨエツにとてもピッタリ。
あの声とまなざしで、テレビを見ているであろう犯人に向かって「今夜は震えて眠れ」って!
ちょっと間違えると大マヌケに聞こえるこの台詞もバッチリ決めてて、格好良すぎ…!!
相棒刑事役の笹野高史も渋ーいです。
★「犯人に告ぐ」公式サイトへ
・犯人に告ぐ@映画生活
2007年08月02日
インランド・エンパイア

女優ニッキーはポーランド映画「47」のリメイク「暗い明日の空の上で」の主演に再起を賭けます。しかし、この映画はかって主演俳優が殺され、未完成に終わったいわく付きの企画でした。
映画の展開とまるでリンクするかのように、私生活でも相手役の男優デヴォンと不倫をしてしまうニッキー。次第に現実と虚構の区別が付かなくなっていき、混乱していくのでした…。
デイヴィッド・リンチの最新作。とても気になりつつも、観るのを躊躇していました。
いつもリンチの映画を観る前はなんとなく怖くて、緊張してしまうのです。
覚悟を決めて観た本作は、よくわかんない。今までの作品の中で一番理解できませんでした…。今までリンチの映画をわかったつもりでいた自分が、なんだかバカみたい…。
でも…!!また観てみたいと思うんですね、なぜか。
観ている間はとても不安な気持ちで、すごく長い悪夢を見ているような感覚なのに。
映画館を出て、いつもの景色を見ながらホッとするのに、あの耳をつんざくノイズ、ローラ・ダーンのまるで鬼瓦のようなビックリ顔、怪しくもどこか気品を感じる空間がなぜか懐かしく思えてくるのでした。
なんだかな…色んな意味で、参りました。
ちょろちょろっと、いろんな俳優が出てくるのも面白いです。
私は久しぶりに見たナスターシャ・キンスキーに感激しました。
また、この映画でハリウッド女優と認められた裕木奈江の使い方も面白いです。
★「インランド・エンパイア」公式サイト
・インランド・エンパイア@映画生活
2007年07月11日
傷だらけの男たち

刑事ヘイの新妻スクツァンの父が惨殺されます。彼の死に疑問を抱いたスクツァンは、ヘイの親友で元部下の私立探偵ポンに捜査を依頼します。やがて調査が進むにつれ、ポンはヘイへの疑惑を深めていくのでした…。
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2007年06月22日
キサラギ

自殺したアイドル・如月ミキの一周忌に、彼女の熱狂的ファン5人が集まります。ネットの掲示板て知り合った彼らは、ミキの死に不審を抱き、推理を始めますが…。
脚本がとてもしっかりしていて、最後まで目が離せない展開!コミカルで、サスペンスフルで、そしてとても心温まるストーリーです。
主演の5人を演じる小栗旬、ユースケ・サンタマリア、小出恵介、塚地武雅、香川照之もすばらしい演技でした。私は特に小栗旬が良かったです。アイドルに対する切ない思いに、最後はちょっとだけ涙…。
素晴らしい脚本と良い役者を揃えるだけで、こんなに面白い映画って出来るんだなーと唸ってしまいました。
最近観た作品の中では一番のおすすめです!ぜひ6人目の訪問者の気分で、映画の世界に引き込まれてください!!
観ながら、舞台のような構成だなと思っていたら、もともと舞台の映画化だったんですね。舞台も観てみたい!

・キサラギ@映画生活
2007年06月20日
あるスキャンダルの覚え書き

厳格な女教師バーバラは、新任の美人教師シーバのクラスの騒ぎを治めたことをきっかけに彼女と親しくなります。ところが、人妻であるシーバと15歳の生徒の密会を目撃。秘密を握ったバーバラとシーバの関係はやがて支配的なものに変化していきます。
ジュディ・デンチとケイト・ブランシェットはこの映画で本年度のアカデミー主演女優、助演女優賞にノミネート。ふたりの圧倒的な存在感を示す演技だけでも、この映画を観る価値は十分アリでした。
特にジュディ・デンチ扮するバーバラ!
シーバに寄せる、妄想かつ独善的な友情があまりに壮絶…!!
険しく冷たいまなざしの中に、決して人と理解しあえない孤独が垣間見える表情がとても恐ろしく、そして哀しすぎます。
彼女は自分が抱える孤独の理由もわからないまま、同じ過ちを繰り返しながら人生を終えるのでしょうね…同じ女性として、こんな人生だけは送りたくないです。
決して後味が良いとは言えないラスト。観た後はズッシリとのしかかるような重苦しい気分になるので、ベストコンディションの時に観ることをお薦めします。
★「あるスキャンダルの覚え書き」公式サイト
・あるスキャンダルの覚え書き@映画生活
2007年04月24日
ハンニバル・ライジング

「羊たちの沈黙」などでファンも多い、天才精神科医にして冷徹な殺人鬼ハンニバル・レクター。
青年期の彼を描いてその秘められた謎を解く、シリーズ最新作です。
事前に過去のシリーズ作品を観直そうか迷いましたが、結局観ませんでした。
アンソニー・ホプキンスのレクターと比較してしまったり、シリーズにとらわれてあまり楽しめなかったかも知れないので、観なくて良かったかなと思います。
けれども、今まで私が抱いていたハンニバル・レクターのイメージが少し変わったことも確かです。
この映画に出てくる、彼の出生の秘密は確かに凄惨です。
戦争が人間を変えていくのか、戦争をきっかけに人間の本性が剥き出しにされるのか…それでもこのエピソードで、果たしてあそこまで人間味を排除した完璧な「鬼」になるだろうか?
説得力に若干欠けてしまい、疑問を感じました。
若き日のハンニバル・レクターを、ギャスパー・ウリエルは、大役のプレッシャーにも耐えて好演しています。
薄く口角の上がった唇といい、顔立ちの美しさが冷徹なイメージに合っていて魅力的でした。
義理の叔母、レディ・ムラサキ役のコン・リーも「SAYURI」よりずっと良かったです。
しかし、レディ・ムラサキを通して見せる日本のイメージって…。
ハリウッド映画でありがちな相変わらずの勘違いにクラクラしました!
なんで、ああなるのかな?
★「ハンニバル・ライジング」公式サイト
・ハンニバル・ライジング@映画生活
2007年03月08日
パフューム ある人殺しの物語

18世紀のパリ。数十キロ先をも嗅ぎ分けられる特異な嗅覚を持つ孤児グルヌイユは、人気調香師となり、彼の香水が街を湧かせます。
時を同じくして、街では女性の連続殺人が続発するのでした──。
公開前から「衝撃作!!」のお墨付きの映画でしたが…煽り過ぎ。
おすぎ先生、どうしてあんなにオーバーなのでしょう。昔から大好きな人ですが、最近の映画コメントはちょっと…。
映像と音で匂いを表現というのは、ちょっと厳しかった気がします。
見事な映像美なのですが、逆にその表現の美しさがリアルな感覚を遠ざけてしまったのではないでしょうか。
殺人シーンのグロテスクな描写ですら美しすぎて、匂いまで感じ取れるところまでは辿り着けなかった気がします…残念。
賛否両論のラストですが、グルヌイユが本当に匂いを追い求めた真の理由が彼自身にも、観ている側にもわかり、すべての謎が解けるシーンなので、私は良かったと思います。
TVで先に観ちゃったせいかも知れませんがそれほどショッキングではなかったです…あのシーンですら、綺麗すぎるのかも。
グルヌイユが最後まで執拗に追いかけるローラ役のレイチェル・ハード=ウッドが、本当に可愛い!
やはりこのような役は、本当に綺麗でないと説得力に欠けますよね。
彼が彼女の香りに固執したのも、なんとなくわかる気もしたりして…あの香水はどんな香りなんでしょうね。嗅いでみたいなあ。
★「パフューム ある人殺しの物語」公式サイト
・パフューム 〜ある人殺しの物語〜@映画生活
2007年01月17日
ラッキーナンバー7

予告編の雰囲気から、軽いタッチの作品をイメージしていました。
「ロック・ストック&トゥースモーキングバレルズ」みたいな。
いやー結構、ハード。殺人もバンバン起きちゃうし。
最初から最後まで気を抜いてはいけない!
結末で「あーそうなん!」って、スッキリ納得するためにも、注意して観ないと!
出演陣もスゴイ豪華です。
私は久々に見たブルース・ウィルスが、メッチャ渋くなっていたのでかなり驚きました。
随分スリムになり、表情にも重みが出ていて、かっこ良かったなあ。
2006年12月22日
犬神家の一族

なぜ今、「犬神家の一族」を市川崑はリメイクするのだろう?
前作で後悔が残っているのだろうか。などと考えていたのですが、前作にかなり忠実な作られ方でした。CGとか、いっぱい使ったわけでもなさそうだったけど…。
でも、ラストシーンは微妙に違っていたかな…ラストの金田一の顔の表情が良くて、なんだか胸にグッと来るものがありました。
金田一耕助は、今までに様々な人が演じているけど、私は石坂浩二が一番しっくり来るような気がします。もう若くない石坂浩二って、大丈夫〜?、なんて観る前は心配でしたが、ちゃんと金田一でした。
走るシーンが多いのですが、頑張ってましたね!
松島奈々子も、清楚だけど芯の強い珠世役が似合っていました。でもケチをつけるならば、ちょっと背が高すぎるんではないか?
奥菜恵とのシーン、めっちゃ大きく見えてちょっとビックリました。
2006年12月16日
「マッチポイント」

『マッチポイント』は、ニューヨークにこだわり続けてきたウディ・アレンが、初めてロンドンを舞台に撮影した作品です。
ストーリーは『火曜サスペンス』なのだけど、見飽きないストーリー展開や人間の深い闇の部分が描かれていて、なかなか面白かったです。
この映画の結末は、人によって感じる意味合いがおそらく違うと思うのですが、私はなんとも複雑な気分になったなあ。
世界で最もセクシーな女性に選ばれたスカーレット・ヨハンソン扮するノラが、本当に綺麗です。
この映画では、この美貌が仇となり、彼女を不幸な人生に追い込んでしまいます。
クールな顔立ちなのに体はグラマー。私も、男だったら骨抜きにされてしまうんでしょうね

でも、メロメロになって破滅しても後悔しないな!こんな『カルメン』のような女性となら!!

って思うのは、私が女性だからかな?男性の立場から観たこの映画の感想も知りたいところです。








