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アベッチ
アベッチ
その昔若かりし頃、『ダーククリスタル』のヒロイン・キーラに似ていると言われました…。 ちなみに続編があるらしく、そこで歳を取ったキーラにも似ているようです。
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2011年03月02日

英国王のスピーチ



2010年度のオスカー主要4部門受賞!
折しも発表の翌日は、映画の日。
近所のシネコンは朝9:40の回にして、結構な入り!関心の高さが伺えます。

現イギリス女王・エリザベス2世の父、ジョージ6世。
幼い頃からの吃音に悩みがもとで人前に出る事を嫌い、内気な性格でした。
そんな彼が、スピーチ矯正の専門家・ライオネルとの出会いによって、強く優しい国王へと変化していく姿を描いています。

葛藤しながらも、自分の内なるコンプレックスを克服していくジョージの姿に親しみと共感!
そしてライオネルとの間に築かれていく、立場を超えた友情に深く感銘しました。
どんな時代や立場であっても、信頼しあえる関係というのは大事ですよね…。

〔個人的ポイント〕
ライオネル役のジェフリー・ラッシュ。どうしても、ノッポさんこと高見映さんに見えて仕方がない。脳裏にみんなのうた「グラスホッパー物語」が流れてしまいました。  

Posted by アベッチ at 12:35Comments(0)

2011年02月28日

再開宣言?!

今日、1年以上ぶりにログインしました。

日記を書かなかった理由は…。
多忙な時期があって、更新が面倒になったのもありました。
しかし映画が好きで観ていた筈が、いつしかブログの為に映画を観てる様な気がしてきたのです。
実際そうでした。人気の高い映画とか、大して興味もないのに観たり…。

映画関連サイトにトラックバック、閲覧数や順位、他人が読んでどう思うか、などなど。
気にして落ち込む自分が嫌になり、心底疲れてしまったのです。

しかし、昨日の事。
部屋で、たまったチラシを整理しながら、考えてみたのです。
観た映画の感想や自分の中で残った感覚的なことを残す程度でいい。メモでいいやと。
仕事とは違い、あくまで自分の楽しみなのだから…。
そう思ったので、再開してみます。

とかいって、また書かなかったりすると思います。
気が向いたら、たまに覗いてみてください。
  

Posted by アベッチ at 20:40Comments(2)TrackBack(0)

2010年02月06日

今度は愛妻家

今度は愛妻家

結婚10年目にしてある局面を迎えた夫婦の愛情を、おかしくも切なく描いた行定勲監督作品。

愛情を上手く示すことができない夫と、不器用でも見せてほしいと願う妻。
わかります。私も見せてほしい。でも、“言わなくてもわかれよ”って事?
男と女の間に流れる溝は深い…。

薬師丸ひろ子演じる奥さんのコロコロとした明るさと、最後に見せる切ない雰囲気のギャップが良い。「セーラー服と機関銃」のブーム世代だった私ですが、薬師丸ひろ子の魅力を再発見できた気がします。

あと石橋蓮司演じる“ブンちゃん”にも切なくて、泣かされました。
助演女優賞をあげたい。

「今度は愛妻家」公式サイト

  

Posted by アベッチ at 14:06Comments(0)TrackBack(0) ラブ・ストーリー

2010年02月01日

ラブリーボーン

ラブリーボーン

「ロード・オブ・ザリング」「キング・コング」のピーター・ジャクソン、待望の最新作。

14歳で惨殺されてしまう少女スージー。その後の残された家族と、天国(正確には現世と天国の中間)から、彼らを見守るスージーの姿を描きます。

死んだ人が、遺族を再生に導くといった物語は今までもありましたが、この作品はちょっと違う感じで面白い。
スージーが家族に自分の存在をアピールする表現もリアルな雰囲気で、スピリチュアルなものが好きな人だと「あるある」っぽく感じるかも。

スージーの死後、ジタバタしながらも懸命に悲しみを乗り越えようとする家族のエピソードには、本当に泣けてしまいます。
また、スージーが自分の死を受け入れていく様子も、少女の成長物語を感じさせます(既に死後ですが)。
サスペンスチックな要素もあって、ひとつのジャンルにはとても決められない映画です。

なんといってもスージー役のシアーシャ・ローナンが魅力的。
少女期独特の傲慢さと繊細さを表現した「つぐない」とは、正反対の雰囲気。
そして来日時での、あまりにも大人びた表情に驚愕!
これからどんな女優に成長していくのでしょう?楽しみな反面、少し怖くもあります。

死後の世界をイメージした幻想的な映像美も見所ですが、物語の背景となる70年代の雰囲気も楽しいです。

「ラブリーボーン」公式サイト  

Posted by アベッチ at 13:59Comments(0)TrackBack(0)

2009年12月31日

アバター

アバター

ジェームズ・キャメロンの劇場用監督最新作。1997年の「タイタニック」以来、実に12年ぶり!
あの「タイタニック」の熱狂ぶりからそんなに経っていたのも驚きましたが、その間映画を監督していなかったのもビックリですね。

CGを駆使して創られた、3Dの映像は本当に美しい。
最初は眼が映像に慣れない感じで落ち着かなかったのです。空を飛んだり、深い谷底や森へ落ちるシーンなど、めまいがしそうでクラクラしましたが、最後は普通に観ていました。
3Dで観たらもっと凄かったのでしょうね。観てみたいけど、怖そうだな…。
こんな斬新な映像も、すぐ普通に使われるようになるのでしょうか。技術の進歩があまりに速くて、少し怖い感じもします。

物語は、こんな事を書くとファンの方に怒られそうですが…。
私はなんとなく「ナウシカ」や「もののけ姫」みたいだなと、思ってしまいました。
でも最後は感動的です。

「アバター」公式サイト  

Posted by アベッチ at 09:23Comments(0)TrackBack(0)ファンタジー

2009年11月29日

なくもんか

なくもんか

脚本・宮藤官九郎、主演・阿部サダヲ、監督・水田伸生。
「舞妓Haaaan!!!」のスタッフ&キャストが集結した「なくもんか」のテーマは“家族”。

“生き別れの兄弟”、“疑似家族”など重たげなディテール満載ですが、そこはやっぱりクドカン、彼ならではの泣き笑いワールドで魅せています!

「舞妓Haaaan!!!」のハイテンションな演技が、ややスベり気味にも思えた阿部サダヲ。本作では、彼ならではのトリッキーな持ち味が充分に活かされています。
お人好しの主人公が、いつも笑顔でいなければならない理由が、とても切ない。
大人計画の舞台ではいつも笑わせてくれるアベちゃんですが、今回は泣けて仕様がなかったぞ!コンニャロ!

「なくもんか」公式サイト  

Posted by アベッチ at 20:36Comments(0)TrackBack(0)コメディ

2009年11月27日

曲がれ!スプーン

曲がれ!スプーン

「曲がれ!スプーン」は、超常現象を取り上げるTV番組のAD・桜井米(よね)と、エスパーであることを隠す7人の男たちの物語。
幼い頃から信じていた米ちゃんの超能力現象への夢をもう一度取り戻すべく、エスパー達が奮闘する姿を描いています。

ドタバタ劇が繰り広げられる喫茶店「カフェ・ド・念力」の連中が面白い。
エスパーの面々も面白いけど、渋い声が素敵なマスター・志賀廣太郎も素敵!

何かもの凄い大変な事がおきるわけでもない、クリスマスイブのちょっとした出来事なのですが、おもしろ可笑しくもちょっぴり感動的で良い気分になれる、私が好きな感じの映画でした。

ただ、長澤まさみの主演作としては、微妙な感じが…。
本広克行監督曰く「まさみちゃんありきの映画」との事でしたが、観終わってからも印象に強く残っているのは「カフェ・ド・念力」の連中なのでした。

長澤まさみは、確かに可愛い。でも、彼女が米ちゃんを絶対に演じなくても良いのではと思ってしまった所で“長澤まさみ主演作品”としては、もしかすると失敗なのかも知れません…。

原作は京都の新進劇団「ヨーロッパ企画」原作の舞台作品。
エスパー達の集まる喫茶店の雰囲気はいかにも舞台チック。
2月の「曲がれ!スプーン」京都公演もぜひ観てみたいです。

「曲がれ!スプーン」公式サイト  

Posted by アベッチ at 13:57Comments(0)TrackBack(0)コメディ

2009年11月09日

SOUL RED 松田優作

SOUL RED 松田優作

1989年に急逝した俳優、松田優作。
本作は、没後20周年、生誕60年の記念作品。
松田優作と共に映画を世に送り出したスタッフや、彼の意思を継いだともいえる俳優達や、遺児であり今では俳優として活躍する龍平・翔太兄弟のインタビュー。
フィルモグラフィー・写真など、短くも鮮烈だった、松田優作の俳優人生を振り返っています。

正直、ドキュメンタリーとしては物足りない印象。
ですが、映画プロデューサーの黒澤満さんや撮影監督の仙元誠三さんなど、一緒に長く仕事をされた方のインタビューは、やはり面白いです。
ドラマ「探偵物語」のエピソードでは、優作のメディアを捉える“眼”の確かさに驚き、感心すること然り!

おそらく初公開と思われる「ブラック・レイン」のオーディション映像。
クランクイン前から、もう佐藤そのものでした。凄すぎ…。

ただ、宮藤官九郎のインタビューは「とってつけた」印象で、かなり違和感を覚えました。
でも、この映画のターゲットが優作をリアルタイムで見たことのない、若い世代の人達ならば、わかる気がします。

新しいファンには松田優作の入門編として、また昔からのファンも懐かしんで楽しめる作品かと思います。

「SOUL RED 松田優作」公式サイトへ  

Posted by アベッチ at 18:52Comments(0)TrackBack(0)俳優

2009年10月30日

マイケル・ジャクソン THIS IS IT

マイケル・ジャクソン THIS IS IT

今年6月、ロンドンでのアリーナツアーを前にして、急逝したマイケル・ジャクソン。
本作は死の直前、4月から6月までのリハーサル風景やメイキングの貴重な映像を丹念に記録したドキュメンタリー・フィルム。
実現できなかったツアーながらも、マイケルの圧倒的なパフォーマンスに魅了、まるでライブを観終えたような満足感を味わえます。
CGをふんだんに使ったステージ映像や凝りにこったド派手なセットも、あまりに凄すぎ。
そりゃあ、このまま見せずにはいられなかったでしょう。

映画では、マイケルの死には触れずに終わります。
それはまるで、リハーサルが未だに続いているかの様。
まだマイケルが生きているような、不思議な気分です。

観客に最高のエンターティメントを届けるために最善を尽くし、プロの情熱とプライドを見せるマイケル。
そして、彼の要望に応えようと懸命なスタッフ。マイケルのツアーに参加できる喜びを笑顔で語るダンサーやミュージシャン達。
その瞳はキラキラと輝いて、緊張と刺激そして充実感に満ちていました。
マイケル本人が一番無念でしょうが、スタッフも相当辛かったに違いありません。

しかし、マイケルの最後の仕事に関わり見届けられた事は、逆に幸福とも思います。その誇りを胸に、別の形でまた観客に極上の仕事を見せてほしい。
そう願わずにはいられません。

映画館にはグッズも一杯売られていて、観終わったお客さんがしこたま買っていく姿が、本当にライブみたいでした。

「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」公式サイト  

Posted by アベッチ at 20:07Comments(0)TrackBack(0)音楽・ミュージカル

2009年10月28日

ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~

ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~

太宰治生誕100年に当たる2009年。今年は様々なメディアで取り上げられ、来年にかけて、原作の映画化も多く予定されています。
本作もその一本。小説「ヴィヨンの妻」をベースに、他の小説のエッセンスを加え、“太宰ワールド”を展開。

弱っちいダメ男と彼の全てを受け入れ、一途に支え続ける妻。
観ているうちにイラツくのだけど、何故かシンパシーも感じる。それは私の中に、男のような狡さと弱さもあり、女のような強さもあるから?

太宰治を愛するファンの人は、読みながらもこんな疑問を自分自身に投げかけているのかな…と思ったりして。

妻を演じる松たか子も、愛人役の広末涼子も熱演。
特に広末涼子は今までにない雰囲気を醸し出していていて、好印象。

日本映画らしい雰囲気ながらも、どこか昔の洋画っぽいノスタルジックさも感じます。
観終わった後にアキ・カウリスマキの映画を思い出しました。

「ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~」公式サイト  

Posted by アベッチ at 16:00Comments(0)TrackBack(0) ラブ・ストーリー

2009年10月25日

空気人形

空気人形

誰かの代用品でしかなかった「空気人形」。ある日突然「心」を持ってしまった彼女を通して、都会の片隅で生きる人びとの様々な姿と心を描いています。

是枝裕和の映画は、観ている側にとても親密さを感じさせる。
「誰も知らない」の子ども達の住む部屋は、隣から息づかいが聞こえてきそうでした。
今作も、心を持った人形が歌を口ずさみながら、すぐ家の前のそばを歩いているような気が今もしてなりません。

ペ・ドゥナが本当に素晴らしい。
本当にお人形のように完璧な美しさですが、あの醸し出す空気感。
彼女以外にこの役は考えられず、この映画もありえなかったのではと思えるほど。

とても切なくて悲しい物語。
是枝裕和の映画を観た後、私はいつも動揺してどこか途方に暮れたような気持ちにさせられるのですが、同時に心地良さ、安心感のようなものも感じるのです。

心の奥底に潜めている寂しさや人に対する感情が、映画を観る事で、共感したり共有できた気分になるからでしょうか。
でも、それも違う気がします。
まあ、答えを探さなくても、気持ちのままに観れば良いのですが。

実は映画を観てから随分経って、この日記を書いています。
でも、ラストでペ・ドゥナが飛ばした、タンポポの綿毛のように、この映画は未だに私の心に漂い続け、脳裏に浮かび続けているのです。

「空気人形」公式サイト  

Posted by アベッチ at 13:53Comments(0)TrackBack(0) 人生・ひと

2009年09月20日

南極料理人

南極料理人

原作は料理人として南極越冬隊に参加した西村淳の実話エッセイ。
世界一過酷な環境に置かれた男たちの悲喜こもごものドラマ。

ドラマといっても、劇的な展開があるわけでもない。
登場人物たちは、日々の業務を黙々とこなしてゆきます。
でも、そこは南極。
オフの日に気分転換にどこか行けるわけでもないし、家族とも離ればなれ。
そんな厳しい彼らの毎日を支えるのは、やはり一日三度の食事。
メンバーの心身をサポートしているのは勿論のこと、彼らにとって重要なコミュニケーションツールでもあるのです。

もちろん観ている私達にとっても、「食事」という日課は大切。
当たり前のことなのですが、再認識させられます。

劇中に登場する様々な料理の数々が見物!
大きな伊勢エビのフライやお誕生日のステーキ、超本格的中華料理から、豚汁やおにぎりなどの素朴なお献立まで、バラエティ豊かな料理のオンパレード!
とりわけ、ラーメンが美味しそう…。このシーン、感動的でした。

食べている南極越冬隊のメンバーの表情が、これまた良いのです。
そのメンバーたちをじっと見つめている料理人・堺雅人の満足げな微笑。
あの“アルカイック・スマイル”は、観終わったあとも、妙に心に残ります。

「南極料理人」公式サイト  

Posted by アベッチ at 09:00Comments(0)TrackBack(0) 人生・ひと

2009年09月19日

GOOD BAD WEIRD グッド・バッド・ウィアード

GOOD BAD WEIRD グッド・バッド・ウィアード

1930年代の満州。日本軍が残した宝の地図を巡って、良いヤツ=賞金稼ぎ(チョン・ウソン)、悪いヤツ=ギャングのボス(イ・ビョンホン)、変なヤツ=コソ泥(ソン・ガンホ)が大陸横断列車を襲撃。3人はお互いの正体も知らぬまま、死闘を繰り広げます。

と、一応筋書きはあるのですが、かなりメチャクチャな展開。でも別にそんな事はどうでもええやん!的な、楽しめる映画です。

実際、クライマックスの馬でのアクションシーンは凄いです。ワクワクしました!
あんなに大勢の馬、久しぶりに見た気がする。多分、CGでは無いよね…?

主演の3人も、役柄を楽しんで演じている雰囲気が伝わってきます。

ソン・ガンホは、何を演じても巧いですね。陰と陽、善と悪が混ざったような複雑な捉え所の無い役も彼が演じると、説得力があります。

イ・ビョンホン…この変キャラ、良いわ〜。
目の下のクマも効果有り!普段の男前な姿も好きですが、もっとこんな悪ノリキャラも見てみたい。スーツ姿はさすがにカッコイイ!

チョン・ウソンは、正統派すぎて他の2人にちょっと喰われた感アリかな?

キャンペーンで来日したイ・ビョンホンとチョン・ウソンは、本当に素敵でしたね。
何というか…TVなのに、オーラが私の部屋にまで来ている気がしました。
あの二人の間に座りたい!という妄想がムクムク!
実際に肉眼で見ると、もっと素敵なんだろうな〜。
韓流スターは、なかなか侮れません!!

GOOD BAD WEIRD グッド・バッド・ウィアード 公式サイトへ  

Posted by アベッチ at 11:54Comments(0)TrackBack(0)冒険・アクション

2009年08月30日

色即ぜねれいしょん

色即ぜねれいしょん

みうらじゅんの自伝的小説を、彼の親友でもある田口トモロヲが映画化。
1974年の京都を舞台に、ロックに憧れる少年・純の成長を描いています。

憧れの音楽が“青春ノイローゼ”で悩む純を救い、成長し生きていくためのアイデンティティになっていく過程。画面から滲み出るユーモアと切なさ。

青春時代を謳歌できずにモヤモヤの日々を送った人のほうが、より共感できる映画ですが、謳歌できた人も結構楽しめると思います。
私は、もちろん前者でしたが。

主演は2000人のオーディションから選ばれた新人、渡辺大知。
バンド・黒猫チェルシーのボーカルでもある彼ですが、特徴のない雰囲気をうまく醸し出していて、本当に普通っぽかった。
でもクライマックスの文化祭で歌う場面はハジケていて、とてもとても良かったです。
歌ったあとの達成感に満ちた顔。「ホンマに良かったなあ…。」と、オカンみたいな気分で観ていました。

銀杏BOYZの峯田和伸や、くるりの岸田繁もなかなかの名演。
岸田さんは眼鏡の顔しか知らなかったので、意外にも(スミマセン!)男っぽい雰囲気にドキッとしました。

映画の主題歌「どうしようかな」は3人が歌っています。この歌がまた良いです。
オリジナルの村八分の曲も是非聴いてみたい。

「色即ぜねれいしょん」公式サイト  

Posted by アベッチ at 14:03Comments(0)TrackBack(0)青春!

2009年08月19日

ディア・ドクター

ディア・ドクター

今年の直木賞候補にも選ばれた映画監督・西川美和の最新作。
山あいの村で、人々から慕われていた医師の突然の失踪。その顛末を描いています。

「本物」と「偽物」、「真実」と「嘘」についての物語。
観る側にも考えをめぐらせるような展開。
私は、ラストで八千草薫が見せる笑顔に、この映画の「真実」が全部あるように思います。

この監督は普段から、人間をよく観察しているのでは…?
登場人物の何気ない仕草やふとした言葉の端々から、その人物の背景がよく見えてきます。そして、物語の流れも。

鶴瓶を主人公の医師に選ぶキャスティングも凄い…西川監督、恐るべし!

「ディア・ドクター」公式サイト  

Posted by アベッチ at 14:19Comments(0)TrackBack(0) 人生・ひと

2009年08月14日

不灯港

不灯港

 「不灯港」は新鋭監督・内藤隆嗣の初長編映画。寂れた港町を舞台に、不器用な漁師・万造の恋の顛末を描いています。

 毎日沖へ出て網を曳く、独り身の万造。町役場主催のお見合いパーティでも惨敗。そんな彼でしたがある日、都会的な女性・美津子に出会い一目惚れします。
彼女のために全てを投げうっても幸せを感じる万造でしたが、その幸せは長くは続きませんでした。

 ユーモラスな展開ながらも、現代社会が抱えている問題がチラリと見え隠れします。なんとも切ない。
彼女のために一生懸命な万造の姿がいじらしくて可愛らしい。昔だったら、お見合いを世話されて、ささやかでも幸せな結婚生活を送れたタイプのはずなのに…。

 映画の結末は万造の望んだ生活とは違いますが、彼の穏やかな表情を観ていると、こんな幸福もアリだなあと思えます。
今の日本で、すべての人が“勝ち組”になる事は難しいけれど、現状を受け入れて前向きな気持ちでいれば、ほんの少しでも希望はあるんじゃないか。
観終わった後にそんな思いを抱かせてくれる、ちょっと良い映画でした。

「不灯港」公式サイト  

Posted by アベッチ at 01:00Comments(0)TrackBack(0) ラブ・ストーリー

2009年08月13日

ウルトラミラクルラブストーリー

ウルトラミラクルラブストーリー

青森県で農業をしながら暮らす、変わり者の青年・陽人。臨時の保育士として東京から来た町子に一目惚れします。町子は死んだ元カレの事が忘れられないのですが、陽人はおかまいなしに猛アタックを続けます。しかし、陽人の身体に起きたある異変から、次々に奇跡的な出来事が起きていきます。

故郷の青森弁を駆使して、陽人を伸び伸びと演じる松山ケンイチ。
この作品で、初めて魅力を感じました。
ラストは衝撃的。受け入れられず、もしかしたら嫌悪感を抱く人もいるかも知れません。
私もかなり驚きましたが、なんだか妙に心地良かった。
監督の横浜聡子は、まだ30歳の若さ。これからが楽しみです。

「ウルトラミラクルラブストーリー」公式サイト  

Posted by アベッチ at 02:14Comments(0)TrackBack(0) ラブ・ストーリー

2009年08月11日

扉をたたく人

扉をたたく人

全米で4館の上映から、クチコミで270館にまで拡大した話題作。
主演のリチャード・ジェンキンスは、50本以上の映画に出演している“名傍役”。この映画で芸歴40年にして、オスカーに初ノミネートされました。

妻を亡くし、孤独な日々を送る大学教授のウォルター。久々に訪れたNYの別宅には、見知らぬ移民のカップル・タレクとゼイナブが住んでいました。事情を知ったウォルターは2人を家に泊め、やがて音楽を通して心を通わせていきます。しかし小さな誤解が元でタレクは逮捕、強制送還されてしまいます…。

タレクの屈託のない笑顔、ジャンベ(太鼓)のリズム。
誰にも打ち解けなかったウォルターが心を開いていく様子が微笑ましく、観ている側の私にも、温かい気持ちにさせられます。だから後半にふたりが、あまりにも理不尽に引き裂かれてしまうのが、本当に悲しかった。
ふたりの間にあった「友愛」はもっと素晴らしいものとなっただろうに…。

でも、ラストシーン。
タレクが演奏したがっていたNYの地下鉄で、ひとりジャンベを激しく演奏するウォルターの姿は友が去った後には「悲しみ」のみならず、かすかな「希望」も残ったのだと感じさせ、清々しい気持ちにさせられます。

「扉をたたく人」公式サイト
  

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2009年07月27日

劔岳 点の記

劔岳 点の記

原作は新田次郎の同名小説。
“死の山”と呼ばれる剣岳。日本地図を完成させるため、登頂に挑む男たちの姿を描いています。

監督は「八甲田山」や「鉄道員」などの撮影でも知られる木村大作。
「八甲田山」の、あまりにも恐ろしい雪山の風景は、今でも私の脳裏にクッキリと刻み込まれています。

本作品でも、そのカメラワークは存分に発揮され、恐ろしくも美しい自然の壮大な姿がスクリーン狭しと広がります。

ストーリーは、観る前は正直とっつきにくい印象でしたが…
自分の「仕事」をやり遂げるために登っていく測量隊の人々。ライバルでありながら彼らに敬意を表していく日本山岳会の面々。
彼らの“心の動き”が、刻々と変りゆく山の風景と共に描かれていて、なかなか見応えがありました。

とりわけ、切なくもさわやかな印象を残すラストは印象的です。

「劔岳 点の記」公式サイト  

Posted by アベッチ at 13:47Comments(0)TrackBack(0) 人生・ひと

2009年07月16日

蟹工船

蟹工船

小林多喜二の同名小説を「ポストマン・ブルース」「疾走」等で知られるSABUが映画化。
過酷な条件での労働を強いられた人々の苦悩と怒り、闘いを描いています。

原作が書かれたのは1929年。
小林多喜二も80年後に、こんな大ブームになるとは思ってもみなかったでしょうね。

本作はちょっとギャグっぽいデフォルメもあり、賛否両論を呼んでいます。
でも、ただ苦しいリアルな描写のみでは、観るに耐えなかったし、本当に伝えたい意図も打ち出していると思うのです。

俳優陣の競演は、なかなか見応えアリです。
松田龍平は、父・優作を偲ばせる熱演。
今だに優作を引き合いに出すのは、もういいだろうとも思うのです。
でも、良い意味でやはり似てきたと思うのですよ!
弟の翔太共々、これからも活躍してほしいな~。


「蟹工船」公式サイト  

Posted by アベッチ at 13:27Comments(0)TrackBack(0)社会派ドラマ
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